2008年08月31日
聖ガルガノ大修道院
2日前にチラッとご紹介した聖ガルガノ大修道院です
ペルージャからティレニア海に向かう途中
つまり西の方にどんどん行くと
1時間半ぐらいで着きます

奥行き71メートル 巨大!
青空の日と曇り空の日の写真が
混じっています...

内部ももちろん広ーいです

聖ガルガノは12世紀の人
もとは騎士でした

この大修道院はガルガノの死後
13世紀に建てられました

屋根は16世紀に売られてしまって
その後修復されることもなく

今は廃墟と化していますが
趣のある荘重なたたずまいは
多くの観光客を惹きつけます


大修道院のすぐ前にある礼拝堂
この中には聖ガルガノが俗世を捨てたときに
その印としてなんと剣を岩に突き立てた!!
それがそのまま残っています
写真を見たい方はこちら

周りには何もなく

このように...静けさだけ
ペルージャからティレニア海に向かう途中
つまり西の方にどんどん行くと
1時間半ぐらいで着きます

奥行き71メートル 巨大!
青空の日と曇り空の日の写真が
混じっています...

内部ももちろん広ーいです

聖ガルガノは12世紀の人
もとは騎士でした

この大修道院はガルガノの死後
13世紀に建てられました
屋根は16世紀に売られてしまって
その後修復されることもなく

今は廃墟と化していますが
趣のある荘重なたたずまいは
多くの観光客を惹きつけます


大修道院のすぐ前にある礼拝堂
この中には聖ガルガノが俗世を捨てたときに
その印としてなんと剣を岩に突き立てた!!
それがそのまま残っています
写真を見たい方はこちら

周りには何もなく

このように...静けさだけ
2008年08月29日
イタリアの空
イタリアの写真を眺めていると、
目につく色は、山や自然のグリーン、
石造りの街のレンガ色、
そして海と空の青。
イタリアの空の色を思い出しますー!
なぜかとっても青いのです。
イタリアにも大気汚染はあるし、
それも町によってはかなりひどいのに。
でも昔にくらべると、ディーゼルで黒煙をあげて走る車は
ほとんど見なくなりました。
雲ひとつないっていう日も多かったなー。
空の色がきれいな日は、ウキウキします。
今日は空を中心に写真を選びました。
なので、順不同、季節もいろいろ...です。

Mt.Sibillini国立公園

今年の帰国前に、お気に入りの場所のひとつの
この地域に連れて行ってもらいました
久しぶりに雪を見て感激!
そり遊びなどしてる子供たちがいました




Castelluccio(カステッルッッチョ)
国立公園内にあるちーさい街です
後ろはVettore(ヴェットーレ)山
ここのレンズマメは特別栽培
全国的に(多分...)有名
イタリア人って豆類を意外と食べます
種類も豊富

雲がいい感じ

そろそろ別の街に行きましょう
このブログではあまり登場しないイタリアの建築

Abbazia di San Galgano(聖ガルガノ大修道院)
今は廃墟になっています

屋根もなく...

正面
この荒廃ぶりはちょっと悲しくなりますが、
中に入ると、昔の威容を彷彿とさせるたたずまい
ここも戦争中に爆撃にあったのかも
今度内部もお見せしますね
そのとき歴史もちょっと調べてみます
この日も空が青いねーって感激したのを覚えています

フィレンツェ大聖堂

これはシニョリーア広場にある
ヴェッキオ宮でしょう多分
下に小さくダビデ像が見えます

ラヴェンナ...どの写真もきめが粗くて残念です
サイズ変更がうまくできず...
ほんとは空の色ももっとハッキリくっきりなんだけど
ラヴェンナはモザイクで有名
ビザンツ美術の傑作が残っています
1500年ぐらい前のものばかり
またいずれご紹介しましょ
昔歴史の教科書ではここのモザイクで
ユスティニアヌス帝を紹介していましたが
いまはどうかな

去年の大晦日 海までドライブ
手前にすこーし見えるのは砂浜
町には興味なかったけど空がきれいで撮った1枚

寒くもなく穏やかな1日でした

なんでもない建物ですが
...ミケランジェロの生家です!

フィアストラ湖

コーネロ

サン マリーノ共和国

アルプス

ここは国立公園


グッビオからトリュフを食べにさらに東へ向かう途中
すばらしい夕焼けにもよく遭遇しました
大学の教室から真っ赤な夕日を見つけた教授が
授業を中断し、みんなで見入ったこともあります
少しはイタリアの空、お伝えできたかなー?
目につく色は、山や自然のグリーン、
石造りの街のレンガ色、
そして海と空の青。
イタリアの空の色を思い出しますー!
なぜかとっても青いのです。
イタリアにも大気汚染はあるし、
それも町によってはかなりひどいのに。
でも昔にくらべると、ディーゼルで黒煙をあげて走る車は
ほとんど見なくなりました。
雲ひとつないっていう日も多かったなー。
空の色がきれいな日は、ウキウキします。
今日は空を中心に写真を選びました。
なので、順不同、季節もいろいろ...です。

Mt.Sibillini国立公園

今年の帰国前に、お気に入りの場所のひとつの
この地域に連れて行ってもらいました
久しぶりに雪を見て感激!
そり遊びなどしてる子供たちがいました




Castelluccio(カステッルッッチョ)
国立公園内にあるちーさい街です
後ろはVettore(ヴェットーレ)山
ここのレンズマメは特別栽培
全国的に(多分...)有名
イタリア人って豆類を意外と食べます
種類も豊富

雲がいい感じ

そろそろ別の街に行きましょう
このブログではあまり登場しないイタリアの建築

Abbazia di San Galgano(聖ガルガノ大修道院)
今は廃墟になっています

屋根もなく...

正面
この荒廃ぶりはちょっと悲しくなりますが、
中に入ると、昔の威容を彷彿とさせるたたずまい
ここも戦争中に爆撃にあったのかも
今度内部もお見せしますね
そのとき歴史もちょっと調べてみます
この日も空が青いねーって感激したのを覚えています

フィレンツェ大聖堂

これはシニョリーア広場にある
ヴェッキオ宮でしょう多分
下に小さくダビデ像が見えます

ラヴェンナ...どの写真もきめが粗くて残念です
サイズ変更がうまくできず...
ほんとは空の色ももっとハッキリくっきりなんだけど
ラヴェンナはモザイクで有名
ビザンツ美術の傑作が残っています
1500年ぐらい前のものばかり
またいずれご紹介しましょ
昔歴史の教科書ではここのモザイクで
ユスティニアヌス帝を紹介していましたが
いまはどうかな

去年の大晦日 海までドライブ
手前にすこーし見えるのは砂浜
町には興味なかったけど空がきれいで撮った1枚

寒くもなく穏やかな1日でした

なんでもない建物ですが
...ミケランジェロの生家です!

フィアストラ湖

コーネロ

サン マリーノ共和国

アルプス

ここは国立公園


グッビオからトリュフを食べにさらに東へ向かう途中
すばらしい夕焼けにもよく遭遇しました
大学の教室から真っ赤な夕日を見つけた教授が
授業を中断し、みんなで見入ったこともあります
少しはイタリアの空、お伝えできたかなー?
2008年08月28日
イタリアのBAR(バール)
まもなく待ちに待った出発ですー!
何を持っていくか置いていくか、取捨選択が大変。
衣類などはあちらで買えばいいと思われるでしょうが
とんでもないー!
今どきイタリアのものは何でもかんでも高いので、
できるだけ持っていきます!
久しぶりのイタリア生活(まだ6ヶ月しかたっていませんが)
の計画をいろいろ思い巡らす今日この頃...
でもイタリアにはスターバックス系のお店がないなー
とbar(喫茶店)事情を思い出していたのでした。
事情というより、コーヒーの本場イタリアに、
アメリカ系の新しいチェーン店が進出できるはずもないのですが。
いやーミラノあたりあったりして...
日本にいるときはスタバなどで
たらーっとゆっくりするのが好きなのですが、
東京や福岡だったらオーバカナルとかの
オープンカフェがもっと好きです。
表参道店は数年前に閉店してしまいましたが、
その後何か展開があったのでしょうか??
アークヒルズ店はまだあるのかしら。
あー東京事情には全く暗くなってしまった。
イタリアにはもちろんあります、オープンカフェ。
スペースがあれば普通barの外にはテーブルが出ています。
東京みたいに目の前を車がビュンビュン通るわけでもなく
ゆっくり時間が過ごせます。
それではなぜスタバがないと嘆くのでしょうか??
イタリアにはおいしいエスプレッソがあるでしょ~??
って思うでしょ? はい、確かにそうですが...
何もたいした問題ではないんですけど、
一小市民のつぶやきです...
イタリアには基本的に日本でいう
“コーヒー”っていうのはありません。
頼めばエスプレッソをお湯で薄めたのはあります。
コーヒー(caffe' )というとエスプレッソのこと。
barではこれが定番。なので一口で終わってしまい、
テーブルでゆっくりするには手持ち無沙汰...
カップッチーノやカッフェラッテもあるけど、
午後にはいただかないものなのです。
注文して拒否されることはないけれど。
ビールやワインは経済的に続かない...
いや単にスタバの雰囲気に慣れてるから?
多分...日本では一人行動ってあたりまえだけど、
イタリアではあまりないので、
なんとなく居心地が悪いってことかもしれない。
今回は大学に通わないので、
友達も減ってひとりbarが多くなるから...
それでもお茶ぐらいは一人でも変には映りません。
食事となると...かなり奇妙です。
一人旅行のときなどは困りますー。
一人で旅行すること自体(特に女性が)、
何で???と尋ねられるし。
コーヒー類は一切飲まないイタリア人も時々いるけど、
それ以外の人は1日2、3杯は飲むエスプレッソ。
おうちだったりbarだったり。
ペルージャあたりだと、カウンターで1杯80セントぐらい。
テーブルでいただくと倍かそれ以上かな。
6ヶ月前の話なので、今はいったいいくらなんだろう?
近頃の物価上昇率は日本の比ではないらしいので。
イタリア北部から最近帰国した友達は、
1、2ユーロぐらいって言ってました。
ただし、北部は相対的に中部より物価が高いです。
それからこれは普通のbarの場合で、
観光ガイドなどに載っている
老舗のカフェなどではもっと高いので、
入る前に外のメニューでチェックしてくださいね。
ヴェネツィアのカフェ・フローリアンは
最近行った人に聞いたら、卒倒しそうな値段でした...
ブツブツたらたら書いてしまいましたが...
節約しつつもいかに楽しく過ごそうか、
あれこれ思案するラウラの独り言でした...
何を持っていくか置いていくか、取捨選択が大変。
衣類などはあちらで買えばいいと思われるでしょうが
とんでもないー!
今どきイタリアのものは何でもかんでも高いので、
できるだけ持っていきます!
久しぶりのイタリア生活(まだ6ヶ月しかたっていませんが)
の計画をいろいろ思い巡らす今日この頃...
でもイタリアにはスターバックス系のお店がないなー
とbar(喫茶店)事情を思い出していたのでした。
事情というより、コーヒーの本場イタリアに、
アメリカ系の新しいチェーン店が進出できるはずもないのですが。
いやーミラノあたりあったりして...
日本にいるときはスタバなどで
たらーっとゆっくりするのが好きなのですが、
東京や福岡だったらオーバカナルとかの
オープンカフェがもっと好きです。
表参道店は数年前に閉店してしまいましたが、
その後何か展開があったのでしょうか??
アークヒルズ店はまだあるのかしら。
あー東京事情には全く暗くなってしまった。
イタリアにはもちろんあります、オープンカフェ。
スペースがあれば普通barの外にはテーブルが出ています。
東京みたいに目の前を車がビュンビュン通るわけでもなく
ゆっくり時間が過ごせます。
それではなぜスタバがないと嘆くのでしょうか??
イタリアにはおいしいエスプレッソがあるでしょ~??
って思うでしょ? はい、確かにそうですが...
何もたいした問題ではないんですけど、
一小市民のつぶやきです...
イタリアには基本的に日本でいう
“コーヒー”っていうのはありません。
頼めばエスプレッソをお湯で薄めたのはあります。
コーヒー(caffe' )というとエスプレッソのこと。
barではこれが定番。なので一口で終わってしまい、
テーブルでゆっくりするには手持ち無沙汰...
カップッチーノやカッフェラッテもあるけど、
午後にはいただかないものなのです。
注文して拒否されることはないけれど。
ビールやワインは経済的に続かない...
いや単にスタバの雰囲気に慣れてるから?
多分...日本では一人行動ってあたりまえだけど、
イタリアではあまりないので、
なんとなく居心地が悪いってことかもしれない。
今回は大学に通わないので、
友達も減ってひとりbarが多くなるから...
それでもお茶ぐらいは一人でも変には映りません。
食事となると...かなり奇妙です。
一人旅行のときなどは困りますー。
一人で旅行すること自体(特に女性が)、
何で???と尋ねられるし。
コーヒー類は一切飲まないイタリア人も時々いるけど、
それ以外の人は1日2、3杯は飲むエスプレッソ。
おうちだったりbarだったり。
ペルージャあたりだと、カウンターで1杯80セントぐらい。
テーブルでいただくと倍かそれ以上かな。
6ヶ月前の話なので、今はいったいいくらなんだろう?
近頃の物価上昇率は日本の比ではないらしいので。
イタリア北部から最近帰国した友達は、
1、2ユーロぐらいって言ってました。
ただし、北部は相対的に中部より物価が高いです。
それからこれは普通のbarの場合で、
観光ガイドなどに載っている
老舗のカフェなどではもっと高いので、
入る前に外のメニューでチェックしてくださいね。
ヴェネツィアのカフェ・フローリアンは
最近行った人に聞いたら、卒倒しそうな値段でした...
ブツブツたらたら書いてしまいましたが...
節約しつつもいかに楽しく過ごそうか、
あれこれ思案するラウラの独り言でした...
2008年08月24日
ウンブリアのanimali(どうぶつたち)
朝晩ずいぶん過ごしやすくなりましたね。
蝉の鳴き声もやさしくなりました。
つくつく法師はそれでもまだのようですね。
とはいえ日中はまだまだ暑いのでしょうか??
と人ごとのように言うのは、このところ
仕事でお家にこもりっきりなので
外の様子がわからないのです-!
今日はまだ頭のエンジンがかからないので
ブログのための写真選びなどしています。
そろそろ動物の写真を載せても暑苦しくないかなー、
馬か羊...どっちにしよう?

ウマでもひつじでもないんですが...
以前登場したCastelluccio。
小さいほうの盆地です。
一面のお花、きれいでしょ?

トスカーナの1風景

ひつじさん

この牛はchianina(キアニーナ)牛といって、
Tボーンステーキになってしまいます...


全然脈略がありませんが...
動物つながりってことでろばちゃんです。
ペルージャの近くでロバレースがあって、
会場に向かうところ。のどかです...

おうまのおやこ
仔馬の足って長い!
ウンブリアやトスカーナをドライブしていると、
羊の群れや馬によく遭遇します。
たまには野うさぎやきじなども。
はじめて羊飼いを見たときは
妙に感激して、思わず声をかけてしまいました!
今からお仕事はじめまーす。
BUONA DOMENICA!
蝉の鳴き声もやさしくなりました。
つくつく法師はそれでもまだのようですね。
とはいえ日中はまだまだ暑いのでしょうか??
と人ごとのように言うのは、このところ
仕事でお家にこもりっきりなので
外の様子がわからないのです-!
今日はまだ頭のエンジンがかからないので
ブログのための写真選びなどしています。
そろそろ動物の写真を載せても暑苦しくないかなー、
馬か羊...どっちにしよう?

ウマでもひつじでもないんですが...
以前登場したCastelluccio。
小さいほうの盆地です。
一面のお花、きれいでしょ?

トスカーナの1風景

ひつじさん

この牛はchianina(キアニーナ)牛といって、
Tボーンステーキになってしまいます...


全然脈略がありませんが...
動物つながりってことでろばちゃんです。
ペルージャの近くでロバレースがあって、
会場に向かうところ。のどかです...

おうまのおやこ
仔馬の足って長い!
ウンブリアやトスカーナをドライブしていると、
羊の群れや馬によく遭遇します。
たまには野うさぎやきじなども。
はじめて羊飼いを見たときは
妙に感激して、思わず声をかけてしまいました!
今からお仕事はじめまーす。
BUONA DOMENICA!
2008年08月23日
イタリア人とスキンヘッド
イタリア男性は、スキンヘッド率がとても高い!
わが相棒君もスキンヘッド族です。
夏は涼しそう、でも帽子を忘れて外出したときは大変。
ときどきスキンヘッド経験してみたくなります...
今年の夏などは特にそう思いました。
けれど天然スキンヘッドの人は少ないので、
頭をそりそりするのもまた面倒なんです。
彼は2日に1度はおひげと一緒に手入れしています。
電動シェーバーとの相性が悪いらしく、
手動でがんばっています。
毎日だとまたかぶれたりするらしく、
なかなか色々とデリケートですねえ。
スキンヘッドにする理由は、
あえて言うこともないと思います...
もちろん髪はしっかりあるけど好んで
このスタイルにする人もいるでしょう。
でも多くはやっぱり、部分的にないのを隠すより、
すっきりきっぱりいこうってことのようです。
でまたバッチリ似合っているのです。
でもこの傾向は、比較的最近のことらしいです。
以前はバーコード族が多かったらしいですよ
今はたまーにバーコードのおじさま見かけますがまれです。
ところでナポリに相棒君と行ったとき、
ナポリが初めてだった彼は、
着いてひとしきり街の様子を見て、
ぽつんと言った感想。
"スキンヘッドがほとんどいない"
言われてみればみんなフサフサ黒々していました。
スキンヘッドが好きだ!という彼ですが、
何気に気にしているのかも...と思いました!
ナポリはご存知のように南部に位置します。
確かに北、中部イタリアに比べると
スキンヘッド率は低い気がします。
いつか統計でもとってみましょう。
まあどうでもいいことですが、きっと
民族的、遺伝的違いがあるんでしょうねえ。
イタリア人っていろんな民族の集まりですから。
あ、でも現代の移民とはまた違います。
イタリア共和国ができるまだずっと前の話です。
わが相棒君もスキンヘッド族です。
夏は涼しそう、でも帽子を忘れて外出したときは大変。
ときどきスキンヘッド経験してみたくなります...
今年の夏などは特にそう思いました。
けれど天然スキンヘッドの人は少ないので、
頭をそりそりするのもまた面倒なんです。
彼は2日に1度はおひげと一緒に手入れしています。
電動シェーバーとの相性が悪いらしく、
手動でがんばっています。
毎日だとまたかぶれたりするらしく、
なかなか色々とデリケートですねえ。
スキンヘッドにする理由は、
あえて言うこともないと思います...
もちろん髪はしっかりあるけど好んで
このスタイルにする人もいるでしょう。
でも多くはやっぱり、部分的にないのを隠すより、
すっきりきっぱりいこうってことのようです。
でまたバッチリ似合っているのです。
でもこの傾向は、比較的最近のことらしいです。
以前はバーコード族が多かったらしいですよ
今はたまーにバーコードのおじさま見かけますがまれです。
ところでナポリに相棒君と行ったとき、
ナポリが初めてだった彼は、
着いてひとしきり街の様子を見て、
ぽつんと言った感想。
"スキンヘッドがほとんどいない"
言われてみればみんなフサフサ黒々していました。
スキンヘッドが好きだ!という彼ですが、
何気に気にしているのかも...と思いました!
ナポリはご存知のように南部に位置します。
確かに北、中部イタリアに比べると
スキンヘッド率は低い気がします。
いつか統計でもとってみましょう。
まあどうでもいいことですが、きっと
民族的、遺伝的違いがあるんでしょうねえ。
イタリア人っていろんな民族の集まりですから。
あ、でも現代の移民とはまた違います。
イタリア共和国ができるまだずっと前の話です。
2008年08月21日
tartufo(トリュフ)
昨日は午前中涼しかったですねー。
今日もそうだといいけど。
近頃トンボも見かけるし、
秋が一歩一歩近づいてきている?
そう願います、心から!
というわけで、今日は秋を一歩先取り。
先日トリュフ入りチョコについて少し書きましたが、
今日はトリュフの話題にしましょう。ちょっと気が早いでしょうか?
イタリア語ではタルトゥーフォといいます。
以下の写真は昨年秋のものです。

左側が黒トリュフ、右側が白トリュフ。
下に見えるのはオムレツみたいなもの。
薄切りパンにのっています。これは前菜。

白トリュフ
白のほうが希少でお高いです。

黒だってお高いですが。

パスタのうえにも。
このレストランはトリュフの専門店で、
山の中にぽつんとたたずみ素朴な店構え。
ペルージャからだと車で1時間半ぐらいだったかな。
もっとかかったかも。グッビオのまださきです。
良質なトリュフをふんだんに、しかも
リーズナブルなお値段でいただけるので、
遠路はるばる大勢の客がつめかけます。
ここには2回行ったけど、
いつもこのようにスライスされたものが
料理の上にのっていて、他の料理法を
見なかったので不思議に思って相棒君に尋ねると、
普通そうやっていただくものだ、ということで...
紙より薄く軽ーいトリュフ...
お会計のときにオーナーとひとしきりお話をして、
詳しい内容は忘れてしまったけど
トリュフ採り名人のこのオーナーは
誠実に仕事をされてるんだなー、と
とてもいい印象を持ちました。
真ん中の2枚の写真は、
同日グッビオで開催されていた
トリュフの見本市でとったものです。
肝心の香りですが、とても繊細でした。
でも正直なところ、やみつきになるほどではなかった...
香りがすばらしいというなら、
松茸のほうが上ではないかと...
物が違うので、単純に比較はできないけど。
他の日本人の感想を聞いてみたいものです。
今日もそうだといいけど。
近頃トンボも見かけるし、
秋が一歩一歩近づいてきている?
そう願います、心から!
というわけで、今日は秋を一歩先取り。
先日トリュフ入りチョコについて少し書きましたが、
今日はトリュフの話題にしましょう。ちょっと気が早いでしょうか?
イタリア語ではタルトゥーフォといいます。
以下の写真は昨年秋のものです。

左側が黒トリュフ、右側が白トリュフ。
下に見えるのはオムレツみたいなもの。
薄切りパンにのっています。これは前菜。

白トリュフ
白のほうが希少でお高いです。

黒だってお高いですが。

パスタのうえにも。
このレストランはトリュフの専門店で、
山の中にぽつんとたたずみ素朴な店構え。
ペルージャからだと車で1時間半ぐらいだったかな。
もっとかかったかも。グッビオのまださきです。
良質なトリュフをふんだんに、しかも
リーズナブルなお値段でいただけるので、
遠路はるばる大勢の客がつめかけます。
ここには2回行ったけど、
いつもこのようにスライスされたものが
料理の上にのっていて、他の料理法を
見なかったので不思議に思って相棒君に尋ねると、
普通そうやっていただくものだ、ということで...
紙より薄く軽ーいトリュフ...
お会計のときにオーナーとひとしきりお話をして、
詳しい内容は忘れてしまったけど
トリュフ採り名人のこのオーナーは
誠実に仕事をされてるんだなー、と
とてもいい印象を持ちました。
真ん中の2枚の写真は、
同日グッビオで開催されていた
トリュフの見本市でとったものです。
肝心の香りですが、とても繊細でした。
でも正直なところ、やみつきになるほどではなかった...
香りがすばらしいというなら、
松茸のほうが上ではないかと...
物が違うので、単純に比較はできないけど。
他の日本人の感想を聞いてみたいものです。
2008年08月18日
またまたウンブリアの紹介です
いやはや、1ヶ月ぶりの更新です。
ところで、予定通り9月にはペルージャに戻ります。
原油価格高騰の折遠出はできないかもしれませんが、
近場の素敵な写真をいっぱい撮ってきます。
素敵なところに限らず、イタリアの現状がわかるようなものも。
涼しげな写真を探しているんだけど、あんまりなくって。
ほんの数枚見つけました。

Fonte del Clitunno(クリトゥンノの泉)
ペルージャから車で南に1時間半ぐらいだったかな???
小さな公園の中に澄みきった泉があって、静寂そのもの、
といいたいところですが、残念ながら幹線道路沿いにあって
結構騒音はとどきます。
でも雰囲気に浸ってしまえば気にならない程度。
白鳥やカモなどもいて、私たちが行ったときは
ほかには誰もいなくて、とってもロマンティック!

人が映っている部分をカットしたのでバランス悪いです...
よければインターネットサイトで見てください!
この2枚から想像できるよりは広いです。
小さな売店ではウンブリア特産の
トリュフ入り一口チョコを買ってみましたが、
口に合わず。日本人にはお勧めしません。
次は山の上の人口湖の写真

Lago di Fiastra(フィアストラ湖)
このあたり、冬はスキーができます。
夏はみんな泳ぎにやってきます。
私たちが行ったときは泳ぐにはちょっと寒かった。
近くの山にピクニックに行った帰りに立ち寄りました。
ピクニックにもいろいろあるけど、
この日は何の用意もせずに出発。
目的地近くのとある街に立ち寄って、パンやおいしい生ハム、
サラミにウンブリア名物のチャウスコロを調達し、
もちろんビールやワインなども適当に選んで
お山の上で広げてサンドイッチにしてパクついたのでした。
おいしかったー!
あ、ワインオープナーつきナイフだけは持っていきました。
チャウスコロというのは、サラミよりさらに脂肪分が多くて
柔らかい感じのハムの仲間といえると思いますが、
まあちょっと脂肪多すぎっ、と思いました。
サラミはいろんな種類があるけど、
日本でイメージするものより柔らかくて、
普通のハム感覚でいただくかな。
大好きだけど、これも脂肪分が多いですー。

水深は深くて水は澄んでいます。
湖の周りをお散歩しました。
一人だけ湖の真ん中をぐんぐんネッシーのように
進む人がいたのですが(すみません、
ネッシーが泳ぐところは見たことありません。)、
冷たい水で心臓麻痺を起こさないか
心配しながら見守る私たちでした。
ところで、予定通り9月にはペルージャに戻ります。
原油価格高騰の折遠出はできないかもしれませんが、
近場の素敵な写真をいっぱい撮ってきます。
素敵なところに限らず、イタリアの現状がわかるようなものも。
涼しげな写真を探しているんだけど、あんまりなくって。
ほんの数枚見つけました。

Fonte del Clitunno(クリトゥンノの泉)
ペルージャから車で南に1時間半ぐらいだったかな???
小さな公園の中に澄みきった泉があって、静寂そのもの、
といいたいところですが、残念ながら幹線道路沿いにあって
結構騒音はとどきます。
でも雰囲気に浸ってしまえば気にならない程度。
白鳥やカモなどもいて、私たちが行ったときは
ほかには誰もいなくて、とってもロマンティック!

人が映っている部分をカットしたのでバランス悪いです...
よければインターネットサイトで見てください!
この2枚から想像できるよりは広いです。
小さな売店ではウンブリア特産の
トリュフ入り一口チョコを買ってみましたが、
口に合わず。日本人にはお勧めしません。
次は山の上の人口湖の写真

Lago di Fiastra(フィアストラ湖)
このあたり、冬はスキーができます。
夏はみんな泳ぎにやってきます。
私たちが行ったときは泳ぐにはちょっと寒かった。
近くの山にピクニックに行った帰りに立ち寄りました。
ピクニックにもいろいろあるけど、
この日は何の用意もせずに出発。
目的地近くのとある街に立ち寄って、パンやおいしい生ハム、
サラミにウンブリア名物のチャウスコロを調達し、
もちろんビールやワインなども適当に選んで
お山の上で広げてサンドイッチにしてパクついたのでした。
おいしかったー!
あ、ワインオープナーつきナイフだけは持っていきました。
チャウスコロというのは、サラミよりさらに脂肪分が多くて
柔らかい感じのハムの仲間といえると思いますが、
まあちょっと脂肪多すぎっ、と思いました。
サラミはいろんな種類があるけど、
日本でイメージするものより柔らかくて、
普通のハム感覚でいただくかな。
大好きだけど、これも脂肪分が多いですー。

水深は深くて水は澄んでいます。
湖の周りをお散歩しました。
一人だけ湖の真ん中をぐんぐんネッシーのように
進む人がいたのですが(すみません、
ネッシーが泳ぐところは見たことありません。)、
冷たい水で心臓麻痺を起こさないか
心配しながら見守る私たちでした。
2008年07月19日
ウンブリアジャズ
いま、ジャズの祭典、ウンブリアジャズの真っ最中です。
もちろんイタリア、ペルージャの話題。
近頃忙しくて更新もできず、ウンブリアジャズのことも忘れていました。
今年は7月11日から20日まで。明日で終わってしまいます。
小さなペルージャの町に世界中の有名アーティストが集まります。
“ウンブリアジャズ”といってもジャズを中心に
いろんなジャンルがあります、クラシック以外。
この時期は町中ものすごい人と音響で、
いくつものホールやアリーナ、または町の広場で、
同時にコンサートが開催されます。広場コンサートは無料です。
音楽好き、お祭り好きにはたまらないかもしれません。
サイトで少しビデオも見ることができますよ。
以前は中心街の様子をライヴ中継してたけど、今ちょっと見つからない。
昨日はいつもの相棒君が、赤十字のボランティアで
チャカ・カーンのコンサートに行くって言ってました。
救急車で救護班として待機です。
何事も起こらなければ、彼もコンサートを楽しんだと思います。
でも広いアリーナですごい熱気のようなので、
ぶっ倒れる人もいたかもしれませんねー。
ペルージャも夏は暑くなりますが、夕方からは涼しくって
とても過ごしやすいです。夜暑くて眠れない日もあるけど、
ほんの何日かです。夜、野外シネマに行くときは、
寒がりの私はものすごい厚着をしていました。
日中は、日本人らしく日焼け対策万全なので
(でも日傘はあまりに奇異に移る為させないので、
薄手の長袖を着ていました。)
夜ぐらい夏らしく涼しげな服を着たいけど、それはかなわず。
イタリアの家庭には普通エアコンはないので、
暑い時間帯は締め切って夕方までじっとしていて、
涼しくなってから活動し始めるようでした。
日本と違って、締め切ったほうが太陽の熱が入らなくって、
暑くないんです。学校は3ヶ月ぐらいお休みだったと思います。
暑い中勉強しようとしたって無理、ってことなのかなー。
学生以外も、休んでヴァカンスに行く人が多くて、町は閑散とします。
近頃はイタリアもインフレが激しくて、以前のように長期ではなかなか
行けないようですが。でも2週間ぐらいはごく普通かも。
うらやましい限りです!
もちろんイタリア、ペルージャの話題。
近頃忙しくて更新もできず、ウンブリアジャズのことも忘れていました。
今年は7月11日から20日まで。明日で終わってしまいます。
小さなペルージャの町に世界中の有名アーティストが集まります。
“ウンブリアジャズ”といってもジャズを中心に
いろんなジャンルがあります、クラシック以外。
この時期は町中ものすごい人と音響で、
いくつものホールやアリーナ、または町の広場で、
同時にコンサートが開催されます。広場コンサートは無料です。
音楽好き、お祭り好きにはたまらないかもしれません。
サイトで少しビデオも見ることができますよ。
以前は中心街の様子をライヴ中継してたけど、今ちょっと見つからない。
昨日はいつもの相棒君が、赤十字のボランティアで
チャカ・カーンのコンサートに行くって言ってました。
救急車で救護班として待機です。
何事も起こらなければ、彼もコンサートを楽しんだと思います。
でも広いアリーナですごい熱気のようなので、
ぶっ倒れる人もいたかもしれませんねー。
ペルージャも夏は暑くなりますが、夕方からは涼しくって
とても過ごしやすいです。夜暑くて眠れない日もあるけど、
ほんの何日かです。夜、野外シネマに行くときは、
寒がりの私はものすごい厚着をしていました。
日中は、日本人らしく日焼け対策万全なので
(でも日傘はあまりに奇異に移る為させないので、
薄手の長袖を着ていました。)
夜ぐらい夏らしく涼しげな服を着たいけど、それはかなわず。
イタリアの家庭には普通エアコンはないので、
暑い時間帯は締め切って夕方までじっとしていて、
涼しくなってから活動し始めるようでした。
日本と違って、締め切ったほうが太陽の熱が入らなくって、
暑くないんです。学校は3ヶ月ぐらいお休みだったと思います。
暑い中勉強しようとしたって無理、ってことなのかなー。
学生以外も、休んでヴァカンスに行く人が多くて、町は閑散とします。
近頃はイタリアもインフレが激しくて、以前のように長期ではなかなか
行けないようですが。でも2週間ぐらいはごく普通かも。
うらやましい限りです!
2008年07月14日
今年のひまわり
今朝ペルージャからひまわりの写真が届きました。
相棒君の家の近くに、とあるconte(コンテ=伯爵)の敷地があります。
お屋敷が小高い山の上にあって、その周りには、
広大な畑が広がっています。オリーヴ畑やブドウ畑、
その他いろいろ。お散歩コースのひとつでした。
今年はひまわりがconteのところにあると聞いて、
写真を頼んでいたのでした。でも撮りに行ってくれたときは、
すでにかなり成長して頭をもたげていたので、
あまりきれいに撮れなかったとのこと。

まあかなりの広さってことはわかります。
毎年同じ場所では栽培しないので、私は
conteのところのひまわりは見たことがありません。

ひまわり大好きなので、見たかったなー。
去年は日照り続きですぐにかれてしまったけど、
今年はかなり雨の日が続いたらしく、まだまだ瑞々しそうですね。
1昨年のひまわりの写真のほうがきれいかな。
conteのところの写真がほかにもあったかも。

conte のお屋敷。木に隠れて見えませんね。斜面の木はオリーヴ。

conteのところのロバ。お馬もたくさんいます。

conteのところに行く途中。

conteの山からの景色。
ペルージャの近くの郊外はこんな感じです。
畑があって、低いなだらかな山があって、
その上に中世から続く小さな街がぽこっとのっています。
教会とお城(または城跡)、城壁が残っていて、
その周りをふるーい石造りのおうちが取り囲みます。
ドライヴすると無数にそんな光景に出会いますが、
あいにく街の写真はほとんど撮らなかったので、
今度9月に行ったらがんばって撮ってきま-す。
相棒君の家の近くに、とあるconte(コンテ=伯爵)の敷地があります。
お屋敷が小高い山の上にあって、その周りには、
広大な畑が広がっています。オリーヴ畑やブドウ畑、
その他いろいろ。お散歩コースのひとつでした。
今年はひまわりがconteのところにあると聞いて、
写真を頼んでいたのでした。でも撮りに行ってくれたときは、
すでにかなり成長して頭をもたげていたので、
あまりきれいに撮れなかったとのこと。

まあかなりの広さってことはわかります。
毎年同じ場所では栽培しないので、私は
conteのところのひまわりは見たことがありません。

ひまわり大好きなので、見たかったなー。
去年は日照り続きですぐにかれてしまったけど、
今年はかなり雨の日が続いたらしく、まだまだ瑞々しそうですね。
1昨年のひまわりの写真のほうがきれいかな。
conteのところの写真がほかにもあったかも。

conte のお屋敷。木に隠れて見えませんね。斜面の木はオリーヴ。

conteのところのロバ。お馬もたくさんいます。

conteのところに行く途中。

conteの山からの景色。
ペルージャの近くの郊外はこんな感じです。
畑があって、低いなだらかな山があって、
その上に中世から続く小さな街がぽこっとのっています。
教会とお城(または城跡)、城壁が残っていて、
その周りをふるーい石造りのおうちが取り囲みます。
ドライヴすると無数にそんな光景に出会いますが、
あいにく街の写真はほとんど撮らなかったので、
今度9月に行ったらがんばって撮ってきま-す。
2008年07月04日
フォカッチャ作りました
なかなかよく膨らんでいます

フォカッチャ(focaccia)って日本での知名度が不明なので、
少し解説しましょう。
カテゴリー的には“パン”でしょう。
形は平べったいのでピザに似ています。
でもトッピングはピザのように豪華ではありません。
今日作ったのはローズマリー風味です。
オリーヴの実をのせることもあるし、
お店ではいろいろバリエーションもありますが、
私はシンプルなのが好きです。
たいてい表面にぼこぼこ穴が開いていますが、
なぜだかわかりません。火のとおりをよくする為か、
オリーブオイルが流れてしまわない為なのか...
そう、焼く前にオリーブオイルと目の荒い塩をダーッとかけます。
ぼこぼこは指先でチョンっと押せばいいだけです。
ピザとの根本的な違いは?
だって生地の材料はほとんど同じだし...
イタリアのテレビで説明していました。
ピザは、形成後発酵させないですぐに
釜に入れます。確かにピザやさんで観察してると、
まんじゅう型の種を薄くのばして、ササッと
トッピング後すぐ釜にほうり込みます。
そして高温(400度ぐらい)で一気に焼くと、
ぷーっと膨れて、ふわふわモチモチのピザの出来上がり。
ここまで5分とかからない早わざ。
家庭用オーブンでは温度が低いのでこうはなりません。
あ、ちなみにモチモチ感のあるのはナポリのピザです。
フォカッチャはパンでいうところの2次発酵をさせます。
ピザはできたてでないとおいしくないけど、
フォカッチャはさめてからのほうがおいしい。
私はあいだにstracchino(ストラッキーノ)
というチーズをはさんで食べるのが好きです。とろ~んとして
ゴマ豆腐のもう少し硬いような感じのチーズ。
日本では見たことないけど、
イタリアならどこのスーパーにでもあります。
そろそろイタリアの食卓が懐かしくなってきました。
フォカッチャ(focaccia)って日本での知名度が不明なので、
少し解説しましょう。
カテゴリー的には“パン”でしょう。
形は平べったいのでピザに似ています。
でもトッピングはピザのように豪華ではありません。
今日作ったのはローズマリー風味です。
オリーヴの実をのせることもあるし、
お店ではいろいろバリエーションもありますが、
私はシンプルなのが好きです。
たいてい表面にぼこぼこ穴が開いていますが、
なぜだかわかりません。火のとおりをよくする為か、
オリーブオイルが流れてしまわない為なのか...
そう、焼く前にオリーブオイルと目の荒い塩をダーッとかけます。
ぼこぼこは指先でチョンっと押せばいいだけです。
ピザとの根本的な違いは?
だって生地の材料はほとんど同じだし...
イタリアのテレビで説明していました。
ピザは、形成後発酵させないですぐに
釜に入れます。確かにピザやさんで観察してると、
まんじゅう型の種を薄くのばして、ササッと
トッピング後すぐ釜にほうり込みます。
そして高温(400度ぐらい)で一気に焼くと、
ぷーっと膨れて、ふわふわモチモチのピザの出来上がり。
ここまで5分とかからない早わざ。
家庭用オーブンでは温度が低いのでこうはなりません。
あ、ちなみにモチモチ感のあるのはナポリのピザです。
フォカッチャはパンでいうところの2次発酵をさせます。
ピザはできたてでないとおいしくないけど、
フォカッチャはさめてからのほうがおいしい。
私はあいだにstracchino(ストラッキーノ)
というチーズをはさんで食べるのが好きです。とろ~んとして
ゴマ豆腐のもう少し硬いような感じのチーズ。
日本では見たことないけど、
イタリアならどこのスーパーにでもあります。
そろそろイタリアの食卓が懐かしくなってきました。
2008年06月28日
イタリアのパン
近頃よくパンを作ります。長らく作ってなかった。
習ったわけでも特別得意なわけでもないけど、結構満足しています。
自分の好きなように作れるし。
例えばキャラウェイシード入りとか好きなんだけど、
売ってるの見たことないので、つくってしまいます。
でもどこからこのアイディアが出てきたのか不明。
いろんなバリエーションで、今よりもっとおいしく作れるように...
とせっせとがんばる理由の1つが、イタリアのパンは私には合わない!
そこで今度行ったら毎日のパンは作ろう! と決意したのであります。
むこうにいたときは、フォカッチャやピザなどは作ってたけど、
パンは、菌が違うので日本のレシピで作ってもうまくいかないだろう
と一度も挑戦しませんでした。スーパーなんかで売ってるのは
粉末のビール酵母。私は日本で売ってるような天然酵母がすきなんだけど、
ペルージャで探すのも大変そうっていうかなさそうな気がするので、
持って行こうかと思います。
ところでイタリアのパンってどんなのかというと、
料理と同じく地方色豊かなので、
私が知ってる範囲で、ってことになりますが、
南のバジリカータ州とか、ナポリで食べたうちのいくつかは
おいしい、と感じました。弾力があって、しっとりしてて。
私がどうも受け付けないのは、住んでいたウンブリア州の
塩分の全くないパン。トスカーナも同じく。
塩分だけじゃなくって、ぱさぱさしてて硬くって、
日本人的には、この人たち、どういう味覚してんの??と思ってしまいます...
それでもいろいろ探して比較的好みに近いのも見つけたんだけど、
そこまでしょっちゅう買いにいけない。
やっぱりつくるのがいちばん、とおもいます。
でも、レストランなどの自家製パンはおいしいのもありました。
相棒君が日本に来たとき、ぜひ日本のパンを食べてもらおう!
きっと目からうろこが落ちる思いをするだろう、なーんて
思い上がったことを考えておりました。
フランス風やドイツ風、イギリス風や日本風などいろいろあるから、
好みのものが見つかるだろうと思ってたんだけど...
柔らかいパンを食べたら感激してくれるんではないかと。
しかし、初日本パンに対する感想は、"ふにゃふにゃしてておいしくない"
とのことでした。食習慣はそう簡単にはかえられませんね。
なぜウンブリアやトスカーナのパンは塩を使わないか、というと、
その昔この地方が教皇領だったときに、教皇が塩に高い税金をかけたので、
人々は抵抗する為に、塩を買わなくなったんだそうです。
それで塩なしパンの習慣が今でも残っているらしい。
でもお肉などほかのものはどうしてたんでしょうね...
今まで疑問に思わなかったけど、今度聞いてみよう。
彼らは朝食にパンをトーストしてバターやジャムをつけて、
っていう習慣はないみたい。ふつうは、昼食や夕食に、
肉料理などと一緒にいただくのでパン自体には何もつけないか、
もしくは前菜として、薄切りをトーストして、
上にいろいろのせてカナッペのようにいただきます。
軽食として、生ハムやチーズをはさんでサンドイッチのようにすることも。
それじゃ朝食はどうするかっていうと,甘いものを食べるのが普通かな。
ビスケットとかシリアルの場合もあるし、
私としてはパンよりさらに受け入れ難い、
トーストの干からびたようなものがあるんだけど、名前を忘れてしまった。
それにジャムをてんこ盛りにしてカッフェラッテにつけて
湿らせて食べるとか。私はどれも気に入らないので、
あんまり甘くないケーキを作って朝食用にしていました。
えっと私が作った前菜の写真が一枚あったかも。さがしてみよう。

ありました!これは2人分。手前の黒いのは、オリーブのペースト。
隣のグリーンは、なんだったかなー、たぶんソラマメで作ったかな。
むこうには左から、ペコリーノ(羊乳のチーズ)、生ハム、洋ナシ。
この洋ナシは、ペコリーノと一緒にいただくためのもの。
お皿の向こうの黒いボトルはスプマンテ(発泡性ワイン)、
その向こうには赤ワインが見えますねー。
普段はこんなに豪華じゃないですよー!
この日は私のお誕生日だったので、張り切って作ったのです。
メインはラザーニャ。これは写真がありません...
ラザーニャのときは私も粉から作ります。
バターに生クリーム、モッツァレッラ、ミンチなど(私は特に)
ふんだんに使うのでかなり高カロリーになってしまう為
特別なときにしか作らないようにしています!
最後はドルチェ(デザート)
プロフィッテロール。どれもおいしかったなー。でも時間がなくて、
一人でバタバタ作って、相棒君と急いでいただいた記憶があります。
時間が取れるときは、ときどき何人か招待してパーティーをします。
何人か、といっても3、4人。小さな家なのでそれ以上は難しい。
イタリアの家庭でパーティーといったら、10人以上は普通で、
何十人ってこともよくあります。広いおうちの場合は。
近々フォカッチャを佐賀の家でも作ってみよう。
ジェノバが本場で、おいしかったー高カロリーだけど。
日本の酵母で作るとどうなるか、たのしみ。
習ったわけでも特別得意なわけでもないけど、結構満足しています。
自分の好きなように作れるし。
例えばキャラウェイシード入りとか好きなんだけど、
売ってるの見たことないので、つくってしまいます。
でもどこからこのアイディアが出てきたのか不明。
いろんなバリエーションで、今よりもっとおいしく作れるように...
とせっせとがんばる理由の1つが、イタリアのパンは私には合わない!
そこで今度行ったら毎日のパンは作ろう! と決意したのであります。
むこうにいたときは、フォカッチャやピザなどは作ってたけど、
パンは、菌が違うので日本のレシピで作ってもうまくいかないだろう
と一度も挑戦しませんでした。スーパーなんかで売ってるのは
粉末のビール酵母。私は日本で売ってるような天然酵母がすきなんだけど、
ペルージャで探すのも大変そうっていうかなさそうな気がするので、
持って行こうかと思います。
ところでイタリアのパンってどんなのかというと、
料理と同じく地方色豊かなので、
私が知ってる範囲で、ってことになりますが、
南のバジリカータ州とか、ナポリで食べたうちのいくつかは
おいしい、と感じました。弾力があって、しっとりしてて。
私がどうも受け付けないのは、住んでいたウンブリア州の
塩分の全くないパン。トスカーナも同じく。
塩分だけじゃなくって、ぱさぱさしてて硬くって、
日本人的には、この人たち、どういう味覚してんの??と思ってしまいます...
それでもいろいろ探して比較的好みに近いのも見つけたんだけど、
そこまでしょっちゅう買いにいけない。
やっぱりつくるのがいちばん、とおもいます。
でも、レストランなどの自家製パンはおいしいのもありました。
相棒君が日本に来たとき、ぜひ日本のパンを食べてもらおう!
きっと目からうろこが落ちる思いをするだろう、なーんて
思い上がったことを考えておりました。
フランス風やドイツ風、イギリス風や日本風などいろいろあるから、
好みのものが見つかるだろうと思ってたんだけど...
柔らかいパンを食べたら感激してくれるんではないかと。
しかし、初日本パンに対する感想は、"ふにゃふにゃしてておいしくない"
とのことでした。食習慣はそう簡単にはかえられませんね。
なぜウンブリアやトスカーナのパンは塩を使わないか、というと、
その昔この地方が教皇領だったときに、教皇が塩に高い税金をかけたので、
人々は抵抗する為に、塩を買わなくなったんだそうです。
それで塩なしパンの習慣が今でも残っているらしい。
でもお肉などほかのものはどうしてたんでしょうね...
今まで疑問に思わなかったけど、今度聞いてみよう。
彼らは朝食にパンをトーストしてバターやジャムをつけて、
っていう習慣はないみたい。ふつうは、昼食や夕食に、
肉料理などと一緒にいただくのでパン自体には何もつけないか、
もしくは前菜として、薄切りをトーストして、
上にいろいろのせてカナッペのようにいただきます。
軽食として、生ハムやチーズをはさんでサンドイッチのようにすることも。
それじゃ朝食はどうするかっていうと,甘いものを食べるのが普通かな。
ビスケットとかシリアルの場合もあるし、
私としてはパンよりさらに受け入れ難い、
トーストの干からびたようなものがあるんだけど、名前を忘れてしまった。
それにジャムをてんこ盛りにしてカッフェラッテにつけて
湿らせて食べるとか。私はどれも気に入らないので、
あんまり甘くないケーキを作って朝食用にしていました。
えっと私が作った前菜の写真が一枚あったかも。さがしてみよう。

ありました!これは2人分。手前の黒いのは、オリーブのペースト。
隣のグリーンは、なんだったかなー、たぶんソラマメで作ったかな。
むこうには左から、ペコリーノ(羊乳のチーズ)、生ハム、洋ナシ。
この洋ナシは、ペコリーノと一緒にいただくためのもの。
お皿の向こうの黒いボトルはスプマンテ(発泡性ワイン)、
その向こうには赤ワインが見えますねー。
普段はこんなに豪華じゃないですよー!
この日は私のお誕生日だったので、張り切って作ったのです。
メインはラザーニャ。これは写真がありません...
ラザーニャのときは私も粉から作ります。
バターに生クリーム、モッツァレッラ、ミンチなど(私は特に)
ふんだんに使うのでかなり高カロリーになってしまう為
特別なときにしか作らないようにしています!
最後はドルチェ(デザート)

プロフィッテロール。どれもおいしかったなー。でも時間がなくて、
一人でバタバタ作って、相棒君と急いでいただいた記憶があります。
時間が取れるときは、ときどき何人か招待してパーティーをします。
何人か、といっても3、4人。小さな家なのでそれ以上は難しい。
イタリアの家庭でパーティーといったら、10人以上は普通で、
何十人ってこともよくあります。広いおうちの場合は。
近々フォカッチャを佐賀の家でも作ってみよう。
ジェノバが本場で、おいしかったー高カロリーだけど。
日本の酵母で作るとどうなるか、たのしみ。
2008年06月26日
エーデルワイス-イタリアアルプス最終日
今日はいよいよ最終日です。でもなんか雲行きが怪しい。
雨が降るかもしれないけど、とりあえず出発。
この日はロープウェイを使わず車も使わず、
ホテルの近くの山に登りました。

結構な傾斜です。でも私はすたすたと登っていきました!
険しい道のほうが好きみたい。

何時間か歩いてやっと開けた場所に出ました。
下からすでに1000メートルは登ってます。
でも頂上まではまだまだ。
しばらく歩くとこーんな物見つけました。

エーデルワイス、初めてナマで見ました。
いや写真でも見たことなかったと思う。
かーなり小さいです。直径2センチもなかった。
1~1、5センチぐらいかな。

焦点が葉っぱの方に合ってしまった。でも3つも見つけたので...
ほんの数えるほどしか見つからなかった。

エーデルワイスはドイツ語でedelweiss,
edel(エーデル)=高貴な、weiss(ヴァイス)=白
イタリア語ではstella alpina, stella(ステッラ)=星、
alpina(アルピーナ)=アルプスの という意味です。
エーデルワイスの歌を知らない日本人ってほとんどいないと思うけど、
(若い世代はわからないけど)、この花を写真ででも
見たことのある人、どれぐらいいるんだろう。
ものすごく控えめで華奢な花で、気づかないで
通り過ぎてしまいそうなほどでした。
写真はかなりよって撮ったので大きく見えるけど、
ほーんと小さいんですよ。
他にもいろいろな種類があるようなので、
それらはまた違うかもしれませんが。
さらに上に向かって進むと、ポチ、ポチ、っと降って来た!
雲の動きなど見ながら、雨をしのげる場所を探しながら
歩き続けます。でも避難できそうな場所が全くない!
相棒君はどうしても頂上に行きたかったらしく、
降りる気配がない...雨がだんだんひどくなってきたので、
説得して引き返すことにしました。
途中で岩がすこーし窪んでいる所に身を寄せて、
黒い雲が通り過ぎるのを待って、下山。
雨は通り雨で、1時間ぐらいで太陽が少し戻ってきました。

牧歌的ー!

帰り道は確かちょっと遠回りをしました。
いつまでたっても麓が見えないねー。
って言ってたら、ありがたいことにロッジ発見。
軽くビールを引っ掛け、さらに歩き続けます。

麓が見えてきた!
朝出発前にアプフェルストゥルーデルを買ってあったので、
(apfel=りんご、strudel=渦巻き。 ドイツ語です。)
ここで広げていただきました。このお菓子は私の大大好物で、
ウイーンでいただいたのが忘れられず、
ここにもあると聞いてとてもうれしかったけど、
ウイーンのものとはかなり違って
アップルパイをぼてっと重くしたような感じ。
東京にいたときに、ウイーンの老舗デメルの支店で
買ってみたけど、味がぜんぜん違ったなー。
ウイーンのはりんごを包むクレープがものすごく薄くって、
作るのにもすごく技術がいるみたいですが、りんごとクレープが
一体になって全然別の味をかもし出していました。ドロミティのは、
これはりんご、これは皮、ってはっきりわかるような
素朴な、カロリーたっぷりのお菓子でした。
ところで登山をするとき、昼食はどうしていたかというと、
この日のようにたいてい甘いものを持って行ってました。
お昼を食べたいと思わないほど、朝食をたっぷりいただくので、
それにホテルに帰ったらまた結構な量の夕食が待っているし。
山を降りきったところで、黒ヤギさんが出迎えてくれました。

これでアルプス旅行は終了。またいつかいける日を楽しみに...
雨が降るかもしれないけど、とりあえず出発。
この日はロープウェイを使わず車も使わず、
ホテルの近くの山に登りました。

結構な傾斜です。でも私はすたすたと登っていきました!
険しい道のほうが好きみたい。

何時間か歩いてやっと開けた場所に出ました。
下からすでに1000メートルは登ってます。
でも頂上まではまだまだ。
しばらく歩くとこーんな物見つけました。

エーデルワイス、初めてナマで見ました。
いや写真でも見たことなかったと思う。
かーなり小さいです。直径2センチもなかった。
1~1、5センチぐらいかな。

焦点が葉っぱの方に合ってしまった。でも3つも見つけたので...
ほんの数えるほどしか見つからなかった。

エーデルワイスはドイツ語でedelweiss,
edel(エーデル)=高貴な、weiss(ヴァイス)=白
イタリア語ではstella alpina, stella(ステッラ)=星、
alpina(アルピーナ)=アルプスの という意味です。
エーデルワイスの歌を知らない日本人ってほとんどいないと思うけど、
(若い世代はわからないけど)、この花を写真ででも
見たことのある人、どれぐらいいるんだろう。
ものすごく控えめで華奢な花で、気づかないで
通り過ぎてしまいそうなほどでした。
写真はかなりよって撮ったので大きく見えるけど、
ほーんと小さいんですよ。
他にもいろいろな種類があるようなので、
それらはまた違うかもしれませんが。
さらに上に向かって進むと、ポチ、ポチ、っと降って来た!
雲の動きなど見ながら、雨をしのげる場所を探しながら
歩き続けます。でも避難できそうな場所が全くない!
相棒君はどうしても頂上に行きたかったらしく、
降りる気配がない...雨がだんだんひどくなってきたので、
説得して引き返すことにしました。
途中で岩がすこーし窪んでいる所に身を寄せて、
黒い雲が通り過ぎるのを待って、下山。
雨は通り雨で、1時間ぐらいで太陽が少し戻ってきました。

牧歌的ー!

帰り道は確かちょっと遠回りをしました。
いつまでたっても麓が見えないねー。
って言ってたら、ありがたいことにロッジ発見。
軽くビールを引っ掛け、さらに歩き続けます。

麓が見えてきた!
朝出発前にアプフェルストゥルーデルを買ってあったので、
(apfel=りんご、strudel=渦巻き。 ドイツ語です。)
ここで広げていただきました。このお菓子は私の大大好物で、
ウイーンでいただいたのが忘れられず、
ここにもあると聞いてとてもうれしかったけど、
ウイーンのものとはかなり違って
アップルパイをぼてっと重くしたような感じ。
東京にいたときに、ウイーンの老舗デメルの支店で
買ってみたけど、味がぜんぜん違ったなー。
ウイーンのはりんごを包むクレープがものすごく薄くって、
作るのにもすごく技術がいるみたいですが、りんごとクレープが
一体になって全然別の味をかもし出していました。ドロミティのは、
これはりんご、これは皮、ってはっきりわかるような
素朴な、カロリーたっぷりのお菓子でした。
ところで登山をするとき、昼食はどうしていたかというと、
この日のようにたいてい甘いものを持って行ってました。
お昼を食べたいと思わないほど、朝食をたっぷりいただくので、
それにホテルに帰ったらまた結構な量の夕食が待っているし。
山を降りきったところで、黒ヤギさんが出迎えてくれました。

これでアルプス旅行は終了。またいつかいける日を楽しみに...
2008年06月21日
イタリアのボランティア
明日日曜日は、イタリアで、少なくともウンブリア州では、
赤十字の救急ボランティアの人たちの競技会があります。
今日の夕方開会式があって、わが相棒君は、
今日から泊りがけで参加です。
彼は最近審査員として参加しています。
ということは...とっても優秀なのです!
すでに何度か選手として出場し、毎回ウンブリア州では
1位になって、イタリア大会まで行ってました。
さすがにヨーロッパ大会までは行ってませんが。
この赤十字の救急隊ボランティアの制度は、
多分日本にはないと思います。ネットで調べてみましたが。
救急隊だけに、幅広い知識と判断力を必要とするので、
この任務に就くためには最初に養成講座の受講と、
実地訓練と、試験を受けなければなりません。
その上毎年更新の為の講座と試験があります。
競技会に出場する人は、そのための訓練が
週に何回か、彼は2ヶ月ぐらいは行ってたかな。
イタリア大会の為には、またさらに何ヶ月か訓練。
競技会はそう何度も出場させてもらえないので、
彼は審査員や訓練で教えることで参加してますが
それでも飽き足らないらしく、いろんなコースを受講して、
まず救急車の免許を取り、次にインストラクターの資格も取り、
そのあと手話の講座も受講してましたねー。
これぜーんぶボランティアです。
彼があまりにもこの活動に時間と労力を割いているので、
そして彼だけではなく、ものすごい数の救急隊員がいるので、
そこまでみんなよくできるね、ってよく言うんです。
恥ずかしながら、わたしには考えられない時間の使い方なので。
彼の言い分としては、
日本ではたぶんボランティアがいなくても
救急対応が機能してるんだと思うよ、
ということ。イタリアではできる人が協力しないと、
人手も救急車も足りないんだそうです。
もうひとつの理由は、救急隊のサービスとして、
病気の方や体の不自由な方の搬送があるんだけど、
病院へ行くときとか、逆に家に帰るときね。
そこで苦しんでいる人たちを目の前すると、
自分が日ごろ悩んでいることがいかにちっぽけなものかわかる、
自分の境遇がいかに恵まれてるかがわかるんだ、
って言います。自分の為にしてることだから、
僕はエゴイストなんだよ、って。ん-そうかなあ...
そんなことないと思うけど...
こんなまじめなイタリア人も大勢いるんですね…
赤十字の救急ボランティアの人たちの競技会があります。
今日の夕方開会式があって、わが相棒君は、
今日から泊りがけで参加です。
彼は最近審査員として参加しています。
ということは...とっても優秀なのです!
すでに何度か選手として出場し、毎回ウンブリア州では
1位になって、イタリア大会まで行ってました。
さすがにヨーロッパ大会までは行ってませんが。
この赤十字の救急隊ボランティアの制度は、
多分日本にはないと思います。ネットで調べてみましたが。
救急隊だけに、幅広い知識と判断力を必要とするので、
この任務に就くためには最初に養成講座の受講と、
実地訓練と、試験を受けなければなりません。
その上毎年更新の為の講座と試験があります。
競技会に出場する人は、そのための訓練が
週に何回か、彼は2ヶ月ぐらいは行ってたかな。
イタリア大会の為には、またさらに何ヶ月か訓練。
競技会はそう何度も出場させてもらえないので、
彼は審査員や訓練で教えることで参加してますが
それでも飽き足らないらしく、いろんなコースを受講して、
まず救急車の免許を取り、次にインストラクターの資格も取り、
そのあと手話の講座も受講してましたねー。
これぜーんぶボランティアです。
彼があまりにもこの活動に時間と労力を割いているので、
そして彼だけではなく、ものすごい数の救急隊員がいるので、
そこまでみんなよくできるね、ってよく言うんです。
恥ずかしながら、わたしには考えられない時間の使い方なので。
彼の言い分としては、
日本ではたぶんボランティアがいなくても
救急対応が機能してるんだと思うよ、
ということ。イタリアではできる人が協力しないと、
人手も救急車も足りないんだそうです。
もうひとつの理由は、救急隊のサービスとして、
病気の方や体の不自由な方の搬送があるんだけど、
病院へ行くときとか、逆に家に帰るときね。
そこで苦しんでいる人たちを目の前すると、
自分が日ごろ悩んでいることがいかにちっぽけなものかわかる、
自分の境遇がいかに恵まれてるかがわかるんだ、
って言います。自分の為にしてることだから、
僕はエゴイストなんだよ、って。ん-そうかなあ...
そんなことないと思うけど...
こんなまじめなイタリア人も大勢いるんですね…
2008年06月17日
Piz Boe イタリアアルプス4
またまたアルプスです。
4日目はまた登山。この日はがんばったと同時に、
よく無事で帰って来れたよねー、いやーよかったよかった、
というほど激しい登山でした。
ホテルのあるアルタバディーアから
車でしばらく行って、ロープウェイ乗り場で降ります。
アルタバディーアのある地域には、
いくつもの山と(当たり前だけど)、無数の登山コースがあって、
ロープウェイもそこらじゅうにあるのですが、
どこから乗ったか地名は覚えていません。
地図やパンフレットなど、全部イタリアにおいてきたので、
手がかりがここにないのです、残念ながら。
ロープウェイに乗らないで歩いていく人たちも、
たまにはいます。2日目のわたしたちのように。
ではまずロープウェイからの眺めをどうぞ。

高低差約1000メートルです。
すでに乗る前から結構寒かったんだけど、
降りてみると、激寒!いろいろ防寒グッズは持っていってたけど、
予想よりはるかに寒かった!ここで諦めたくなかったので、
歩きながら体が温まるのを期待して出発。

こんな感じのところを1時間以上、2時間もかからなかったと思うけど
それほど急激な坂道はありませんでした。
まあ普通の登山程度にはしんどかったけど。
標高は3000メートルぐらい。
そうこうするうちに見えてきたのが、

山の上にもうひとつ別の山がのってる感じ。
Piz Boe という場所なんだけど、
ラディン語なのでどう発音するかは不明。
このコースは経験者向き、と書いてあったけど、
行けるとこまで行ってみる?せっかくここまで来たんだから
と無謀な決断をしてしまいました。

近づいてみるとすごい急斜面!
この写真、拡大すると芥子粒のような登山者が
よじ登ってるのが見えるんですが。
わたしたちもまさによじ登りました。
登り始めたらもう引き返せなかった。
降りるほうがずっと怖いしね。
下を見るとめまいがして落ちてしまいそうだったので、
何も考えず、目の前の岩だけを見ながら登り続けました。
あとで相棒君に聞いたんだけど、
何度も実際めまいが起こって危なかったんだそう。
ほんと、よく無事に帰って来れました。
頂上に着きました!

標高3152メートル
富士山には及ばないけど、
周りがすべて3000メートル級の山々で、
360度のパノラマは圧巻でした。




帰りは別のコースを通ったので、
ほんの少し傾斜が緩やかでした。
それでも小さな石ころだらけで滑って怖かった。
このコースの登山者は結構多かったです。
それもそう若くない方たちが。皆さん健脚です。
イタリアではアウトドアスポーツにいそしむ人が
とても多いように思います。日本に比べて、ですが。
とにかく家の中でじっとしてる人たちではないです。
ホテルに戻って、いつものようにプールやサウナ、
リラックスルームなどで疲れを癒しました。
ホテルの写真を一枚も撮ってこなかった!
アルタバディーアの風景も。
山に続く緑の斜面に山小屋風の小さなホテルが
点在している小さな素敵な町でした。
夕食のあと散策をしたかったけど、
何しろ寒くて外に出られなかった!
5日目は最終日。またまた登山です。
初めてエーデルワイスを見ました!
続きはまた後日。
2008年06月13日
納涼スポットあれこれ in Umbria
今日は蒸し暑かったですねー。
涼しげな写真はないかなー。
アルプスは思いっきり涼しそうだけど、
アスプスシリーズは今日はお休み。
こんなのはいかがでしょう?

Cascata delle Marmore
イタリアには日本ほど多くの滝はないようですが、
ここは有名。ペルージャの南のテルニ県にあります。
テルニといえば、バレンタインデーは、
この町で生まれた、San Valentino にちなんだ日なんです。

山全体がいくつもの滝に覆われているような感じで
見ごたえ、歩きごたえがありました。
ほかの写真は全部人が写ってるから載せられないなー。
滝のつぎは、こんなのどう?

ペルージャの近くのTrasimeno(トラジメーノ)湖。
ここにはしょっちゅう来てました。
湖の周りをドライブしたり、
芝生の上でデッキチェアーに寝そべって涼んだり。
イタリアの家庭には普通クーラーがないので、
暑い日は少しでも涼しいところにみんな避難します。

結構大きな湖だけど、琵琶湖ほどではありません!
水と戯れる人がいるかと思えば、空を飛ぶ人もいっぱい。

こういう人もいれば

こんな人たちも。ここはMonte Cucco(モンテクッコ)
いい風来ないかなって待ってるとこ。
ここへは山登りに来たんだけど、
それより飛ぶための有名なスポットなんだそう。
海外からも来るらしいです。
ここもウンブリア州、ペルージャの近く。
日本にもきっとこういう場所はあるんでしょうけど、
恥ずかしながら日本のことはあまり知らないのです...

大接近に成功!
次はお城の上を飛んでる人発見!

ここはサンマリーノ共和国
イタリアの中の小さな独立国です。

こんなところにあります。
わたしもいつか飛んでみたいなー。
涼しげな写真はないかなー。
アルプスは思いっきり涼しそうだけど、
アスプスシリーズは今日はお休み。
こんなのはいかがでしょう?

Cascata delle Marmore
イタリアには日本ほど多くの滝はないようですが、
ここは有名。ペルージャの南のテルニ県にあります。
テルニといえば、バレンタインデーは、
この町で生まれた、San Valentino にちなんだ日なんです。

山全体がいくつもの滝に覆われているような感じで
見ごたえ、歩きごたえがありました。
ほかの写真は全部人が写ってるから載せられないなー。
滝のつぎは、こんなのどう?

ペルージャの近くのTrasimeno(トラジメーノ)湖。
ここにはしょっちゅう来てました。
湖の周りをドライブしたり、
芝生の上でデッキチェアーに寝そべって涼んだり。
イタリアの家庭には普通クーラーがないので、
暑い日は少しでも涼しいところにみんな避難します。

結構大きな湖だけど、琵琶湖ほどではありません!
水と戯れる人がいるかと思えば、空を飛ぶ人もいっぱい。

こういう人もいれば

こんな人たちも。ここはMonte Cucco(モンテクッコ)
いい風来ないかなって待ってるとこ。
ここへは山登りに来たんだけど、
それより飛ぶための有名なスポットなんだそう。
海外からも来るらしいです。
ここもウンブリア州、ペルージャの近く。
日本にもきっとこういう場所はあるんでしょうけど、
恥ずかしながら日本のことはあまり知らないのです...

大接近に成功!
次はお城の上を飛んでる人発見!

ここはサンマリーノ共和国
イタリアの中の小さな独立国です。

こんなところにあります。
わたしもいつか飛んでみたいなー。
2008年06月10日
チロルの音楽隊-イタリアアルプス3
アルプス3日目のドライブの続きです。
アルプス旅行は一大イベントだったので、今しばらくお付き合いを...
時にはほかの話題も挿入しつつにしますね。

オーストリアとの国境の峠近くの湖。
見たこともないような水の色で、ものすごくきれいでした。
標高は相当高かったはず。7月でこの雪ですから。
まだまだ登りだね、峠からの景色は絶景だろうねーっ、
とはしゃぐわたしの目の前にゲートが。??
2、3分前にゲートが閉まったらしい。
1時間に10分(15分だったかも)しか開かないなんて...
知らなかった...絶句。
辺りはなーんにもなくて、景色も何も見えなかったので、
45分待つより別の場所に行こうってことになりました。

帰りがけにパレードに遭遇!
やっぱりここはチロルー! チロリアンな衣装です!

このあと有名な トレ チーメ(Tre Cime) という場所に向かったけど、
入場料(車の駐車料金なんだけど、実質入場料だとおもう)
があまりに高額で、やめとこか、とここも見ずじまい。
経済的にあまり余裕のないわたしたちなので、
節約しながらの旅行です...でもお金を使わなくても
すばらしい景色はそこらじゅうにありまーす!


こんな感じで3日目が終わりました。
6、7時間は車で走ったと思うけど、
いつも運転担当の相棒君には感謝。
わたしは何の担当かというと...
彼が眠くならないようにおしゃべり。
しかしかえって眠くなるといわれます。
役立たずのわたしです。
アルプス旅行は一大イベントだったので、今しばらくお付き合いを...
時にはほかの話題も挿入しつつにしますね。

オーストリアとの国境の峠近くの湖。
見たこともないような水の色で、ものすごくきれいでした。
標高は相当高かったはず。7月でこの雪ですから。
まだまだ登りだね、峠からの景色は絶景だろうねーっ、
とはしゃぐわたしの目の前にゲートが。??
2、3分前にゲートが閉まったらしい。
1時間に10分(15分だったかも)しか開かないなんて...
知らなかった...絶句。
辺りはなーんにもなくて、景色も何も見えなかったので、
45分待つより別の場所に行こうってことになりました。

帰りがけにパレードに遭遇!
やっぱりここはチロルー! チロリアンな衣装です!

このあと有名な トレ チーメ(Tre Cime) という場所に向かったけど、
入場料(車の駐車料金なんだけど、実質入場料だとおもう)
があまりに高額で、やめとこか、とここも見ずじまい。
経済的にあまり余裕のないわたしたちなので、
節約しながらの旅行です...でもお金を使わなくても
すばらしい景色はそこらじゅうにありまーす!


こんな感じで3日目が終わりました。
6、7時間は車で走ったと思うけど、
いつも運転担当の相棒君には感謝。
わたしは何の担当かというと...
彼が眠くならないようにおしゃべり。
しかしかえって眠くなるといわれます。
役立たずのわたしです。
4日目はまた登山です。
かなりハードでしたが頂上からの眺めは最高。
写真は次の記事に載せますね。
かなりハードでしたが頂上からの眺めは最高。
写真は次の記事に載せますね。
2008年06月05日
イタリアアルプス2
イタリアアルプスの3日目 今日はドライブの日

ホテルを出てすぐ
こんな景色がしばらく続きます。
ここから北の国境近くに向かいます。
旅行情報などあまり気にしないわたしたちは、
かなり大雑把な地図とナビゲーターを頼りに、
てきとーに目的地を定めて探検!
有名な街も一応行ってみる?ってことで、
最初は大きめの街にいくつか行ってみたけど
観光する気になれず、そのまま通過。
ようやくちょっと散策しようかって気になったのが
Brunico(ブルニーコ)という街。
街の写真は撮らなかったので、

相棒が撮ったこれと

かろうじてこの2枚。
ここはイタリアであってイタリアでないのです。
イタリアの雰囲気はまるでありません。
この辺りはいわゆる南チロル地方なんです。
この街だけではなくて、トレンティーノ アルト アディジェ州は
もともとハンガリー・オーストリア帝国領でした。
だから人種的にもイタリア系ではないし、
言語もドイツ語、またはラディン語という
わたしたちにはなじみのない言語を使用しています。
政治的にも、経済的にも特別な地域です。
間違った情報を載せたくないので、
今詳しい説明はできないんだけど、ともかく裕福で美しい地域です。
宿泊していたアルタバディーアも然り。
どこも清潔で、美しくて、すべてがちゃんと機能する。
(イタリアではかなりのことが機能しません)

教会の鐘楼 こんな形のばっかり。
こんなのはじめて見ました。
この街をあとにして、オーストリアとの国境の峠まで行くことにしました!

ひろびろとした牧草地帯の向こうに
アルプスの山々がそびえます。とても気持ちよかった。
国境も間近というときに、こんな美しい湖が。
ちょっとくたびれたので、続きはまた明日にでも。

ホテルを出てすぐ
こんな景色がしばらく続きます。
ここから北の国境近くに向かいます。
旅行情報などあまり気にしないわたしたちは、
かなり大雑把な地図とナビゲーターを頼りに、
てきとーに目的地を定めて探検!
有名な街も一応行ってみる?ってことで、
最初は大きめの街にいくつか行ってみたけど
観光する気になれず、そのまま通過。
ようやくちょっと散策しようかって気になったのが
Brunico(ブルニーコ)という街。
街の写真は撮らなかったので、

相棒が撮ったこれと

かろうじてこの2枚。
ここはイタリアであってイタリアでないのです。
イタリアの雰囲気はまるでありません。
この辺りはいわゆる南チロル地方なんです。
この街だけではなくて、トレンティーノ アルト アディジェ州は
もともとハンガリー・オーストリア帝国領でした。
だから人種的にもイタリア系ではないし、
言語もドイツ語、またはラディン語という
わたしたちにはなじみのない言語を使用しています。
政治的にも、経済的にも特別な地域です。
間違った情報を載せたくないので、
今詳しい説明はできないんだけど、ともかく裕福で美しい地域です。
宿泊していたアルタバディーアも然り。
どこも清潔で、美しくて、すべてがちゃんと機能する。
(イタリアではかなりのことが機能しません)

教会の鐘楼 こんな形のばっかり。
こんなのはじめて見ました。
この街をあとにして、オーストリアとの国境の峠まで行くことにしました!

ひろびろとした牧草地帯の向こうに
アルプスの山々がそびえます。とても気持ちよかった。

国境も間近というときに、こんな美しい湖が。
ちょっとくたびれたので、続きはまた明日にでも。
2008年06月03日
イタリアアルプス1
ウンブリアやトスカーナはもちろん大好きだけど、アルプスはまた格別!
スイスのアルプスもすばらしくてまた行きたいけど、
今回(2007年7月)は、イタリア北部のDolomiti(ドロミーティ)へ。
Alta Badia(アルタ バディーア)という小さな小さな町、
でもある意味では世界的にも有名な町に泊まりました。

朝7時ごろホテルの前で

朝日 ホテル前の駐車場

ホテルのテラスから
1日目は車で8時間ほどかかって到着。 2日目から登山開始。
でもいきなり道を間違え、引き返すとすごく時間がかかりそうだったので、
何を考えたのか、山を直角にあがっていくことにしたのです!
だってそこはワールドカップなどにも使われるゲレンデ。
さえぎるものが何もなかったんだもーん。でも大きな勘違いだった...

急斜面なのわかりますか??? ちょっとわかりにくいですねえ。
登っていると何とか平衡状態を保てるんだけど、
立ち止まるとフラフラして、そのままズズズ-ッて滑り落ちそうでした。
なのでこれは決死の覚悟!!で撮った1枚。
こんなところを2時間は登り続けたかなあ。

斜面を登りきったところ。このあとは緩やかな登り道が、延々と続きます。

こんな景色を見ながらなら何時間でも歩き続けるわたし。
ホテルに帰ると、プールにサウナ、山を見ながらデッキチェアでリラックス
な-----んて贅沢!イタリア人はこんなことを普通に毎年できるんだなー
極楽! と思ったのでした。1週間以上滞在する場合が多いようです。
朝食、夕食もついて、1泊60ユーロぐらいでした。
冬のスキーシーズンはもっと高くなります。
3日目は相棒が歩きたくないというので、ドライブをすることに。
アルタバディーア以外にもすばらしいところがたくさんあるので車で探検。
今日は一枚だけ。また明日ほかの写真を掲載しますね。

スイスのアルプスもすばらしくてまた行きたいけど、
今回(2007年7月)は、イタリア北部のDolomiti(ドロミーティ)へ。
Alta Badia(アルタ バディーア)という小さな小さな町、
でもある意味では世界的にも有名な町に泊まりました。

朝7時ごろホテルの前で

朝日 ホテル前の駐車場

ホテルのテラスから
1日目は車で8時間ほどかかって到着。 2日目から登山開始。
でもいきなり道を間違え、引き返すとすごく時間がかかりそうだったので、
何を考えたのか、山を直角にあがっていくことにしたのです!
だってそこはワールドカップなどにも使われるゲレンデ。
さえぎるものが何もなかったんだもーん。でも大きな勘違いだった...

急斜面なのわかりますか??? ちょっとわかりにくいですねえ。
登っていると何とか平衡状態を保てるんだけど、
立ち止まるとフラフラして、そのままズズズ-ッて滑り落ちそうでした。
なのでこれは決死の覚悟!!で撮った1枚。
こんなところを2時間は登り続けたかなあ。

斜面を登りきったところ。このあとは緩やかな登り道が、延々と続きます。

こんな景色を見ながらなら何時間でも歩き続けるわたし。
ホテルに帰ると、プールにサウナ、山を見ながらデッキチェアでリラックス
な-----んて贅沢!イタリア人はこんなことを普通に毎年できるんだなー
極楽! と思ったのでした。1週間以上滞在する場合が多いようです。
朝食、夕食もついて、1泊60ユーロぐらいでした。
冬のスキーシーズンはもっと高くなります。
3日目は相棒が歩きたくないというので、ドライブをすることに。
アルタバディーア以外にもすばらしいところがたくさんあるので車で探検。
今日は一枚だけ。また明日ほかの写真を掲載しますね。

2008年05月31日
イタリアの道路 1
昨日は記事を書きながら、いろいろ楽しかった旅の思い出に浸ってしまった。
早くイタリアに戻りたいよー! 楽しかったことはいつまでも残るけど、
いやな事はけろっと忘れてしまう性格。
イタリアは魅力も多いけど、生活すると、泣きたくなるような事もしばしば。
いや、実際何度も泣きました! もうイタリアはたくさん、と思いつつも、
帰国するとまた来たくなるんだろうなあ、懲りもせず、ってやっぱり
その通りになってしまった。でも旅行するには、とってもいいところです。
世界の文化財の何分の一だったかな、かなりの割合がイタリアにあるんだそう。
昨日の記事のコーネロへは、ペルージャから車で3時間ぐらいだと思います。
“だと思います”というのは、バイクで行ったからうんと時間がかかってしまって。
二人乗りなのでスピード出さずにとろとろ行きました。
そこで今日の話題の “イタリアの道路”
どこかへとお出かけするとき、イタリアでは高速道路より
superstrada(super=スーパー,strada=道路)っていうのを使います。
制限速度は110キロで、無料!
スーペルストラーダ(superstrada)はイタリア中に
道路網があるので、とっても便利です。
わたしはたいてい人が群がるところへは行かないので、
移動中渋滞にあったことは、ほとんどないかな。
ほとんどほかの車に出会わないこともあります。
高速道路ももちろんあって、130キロまでOK。
こちらは確かに速いけど、渋滞に巻き込まれる可能性大。
通行料は日本に比べてかなり安かったと思います。
というと、イタリアは安くて速くどこにでもいけるみたいでしょ?
でもガソリン代が高い! ネットで今日のガソリン平均価格を見ると...
1、518ユーロ。今日のユーロは164円なので...249円ですよ!
遊びに行かなくっても、大都市以外は車が必需品のイタリア。
イタリア人の平均的なお給料は1000ユーロなので、厳しい状況です。
旅行される方で、郊外に行きたい方は、
車をレンタルするのもいいかもしれません。(車は右側通行です)
公共の交通機関ではたどりつけない場合が多いので。
ただし、都会では絶対お勧めできません。危険すぎます!
早くイタリアに戻りたいよー! 楽しかったことはいつまでも残るけど、
いやな事はけろっと忘れてしまう性格。
イタリアは魅力も多いけど、生活すると、泣きたくなるような事もしばしば。
いや、実際何度も泣きました! もうイタリアはたくさん、と思いつつも、
帰国するとまた来たくなるんだろうなあ、懲りもせず、ってやっぱり
その通りになってしまった。でも旅行するには、とってもいいところです。
世界の文化財の何分の一だったかな、かなりの割合がイタリアにあるんだそう。
昨日の記事のコーネロへは、ペルージャから車で3時間ぐらいだと思います。
“だと思います”というのは、バイクで行ったからうんと時間がかかってしまって。
二人乗りなのでスピード出さずにとろとろ行きました。
そこで今日の話題の “イタリアの道路”
どこかへとお出かけするとき、イタリアでは高速道路より
superstrada(super=スーパー,strada=道路)っていうのを使います。
制限速度は110キロで、無料!
スーペルストラーダ(superstrada)はイタリア中に
道路網があるので、とっても便利です。
わたしはたいてい人が群がるところへは行かないので、
移動中渋滞にあったことは、ほとんどないかな。
ほとんどほかの車に出会わないこともあります。
高速道路ももちろんあって、130キロまでOK。
こちらは確かに速いけど、渋滞に巻き込まれる可能性大。
通行料は日本に比べてかなり安かったと思います。
というと、イタリアは安くて速くどこにでもいけるみたいでしょ?
でもガソリン代が高い! ネットで今日のガソリン平均価格を見ると...
1、518ユーロ。今日のユーロは164円なので...249円ですよ!
遊びに行かなくっても、大都市以外は車が必需品のイタリア。
イタリア人の平均的なお給料は1000ユーロなので、厳しい状況です。
旅行される方で、郊外に行きたい方は、
車をレンタルするのもいいかもしれません。(車は右側通行です)
公共の交通機関ではたどりつけない場合が多いので。
ただし、都会では絶対お勧めできません。危険すぎます!
2008年05月30日
コーネロ
去年の今頃は、ヴァカンスで海へ。
イタリア人なら1週間は少なくとも滞在するんだろうけど、
大学の授業を休みたくなかったので、かろうじて2泊3日。
それでも、それまで1年以上旅行を全くしなかったから、
相当テンションあがってました!
ここはアドリア海。イタリアの東側の海です。
ウンブリア州のお隣、マルケ州のConero(コーネロ)
という山から下のほうにかすかに見える砂浜に降りる途中。
山歩きが好きな私は、海に行ってまで山登り。
だって海辺で何時間もすることないんだもん。
でも時間が足りなくてここで断念。
5月でもすでに海辺は激混みだったので、
上の写真に見える小さな砂浜を目指したのでした。
そこは、この絶壁を下りるか、船でしかたどり着けないところ。
しかし...たどり着いたとしても明るいうちには
戻って来れないだろうって事になり、引き返しました。

それでも今日中に海に入りたい!
と同行の相棒が言うもので、別の砂浜に下りることに。
この高さから(ってちょっとわかりづらい?)
延々と続くかなりの急斜面を降りるのです。
人が少なそうな場所を求めて...めちゃくちゃ 大変だった!

この方がわかるかな、高いでしょ、かなり。

やっと着いた! もう日が落ちて誰もいない...
寒かったので早々に引き上げました。
相棒はその前に一応海水に浸かりに行きました。
ガタガタ震えていましたが。
むこうに見えるのがコーネロ山。

車でたどり着ける砂浜も多いのですが
そういうところは車を止める場所さえ見つからないほど混んでます。

私が知ってる日本の海は
青ではなくて緑色なんだけど、
イタリアでは緑っぽい海は見たことありません。

海水はこのように澄んでいます。
イタリア人なら1週間は少なくとも滞在するんだろうけど、
大学の授業を休みたくなかったので、かろうじて2泊3日。
それでも、それまで1年以上旅行を全くしなかったから、
相当テンションあがってました!

ここはアドリア海。イタリアの東側の海です。
ウンブリア州のお隣、マルケ州のConero(コーネロ)
という山から下のほうにかすかに見える砂浜に降りる途中。
山歩きが好きな私は、海に行ってまで山登り。
だって海辺で何時間もすることないんだもん。
でも時間が足りなくてここで断念。
5月でもすでに海辺は激混みだったので、
上の写真に見える小さな砂浜を目指したのでした。
そこは、この絶壁を下りるか、船でしかたどり着けないところ。
しかし...たどり着いたとしても明るいうちには
戻って来れないだろうって事になり、引き返しました。

それでも今日中に海に入りたい!
と同行の相棒が言うもので、別の砂浜に下りることに。
この高さから(ってちょっとわかりづらい?)
延々と続くかなりの急斜面を降りるのです。
人が少なそうな場所を求めて...めちゃくちゃ 大変だった!

この方がわかるかな、高いでしょ、かなり。

やっと着いた! もう日が落ちて誰もいない...
寒かったので早々に引き上げました。
相棒はその前に一応海水に浸かりに行きました。
ガタガタ震えていましたが。
むこうに見えるのがコーネロ山。

車でたどり着ける砂浜も多いのですが
そういうところは車を止める場所さえ見つからないほど混んでます。

私が知ってる日本の海は
青ではなくて緑色なんだけど、
イタリアでは緑っぽい海は見たことありません。

海水はこのように澄んでいます。