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Posted by さがファンブログ事務局  at 

2009年09月13日

高速道路で

みなさまご無沙汰しています
2ヶ月帰国してましたがその間インターネットが使えず
イタリアに戻ってからも忙しかったのですが
やっとちょっとひと段落

佐賀の夏は暑かったけど、イタリアも例年より暑さが長引きました
で、避暑もかねて、アルプスに行ってきました

家から600キロあまり、6-7時間ほどかかります
この日の高速はトラック通行禁止日で、
渋滞にもあわず快適でした

イタリアの高速はまだまだ緊張します
運転はしないんだけど、乗ってるだけで怖い
時速140キロ近くで走るからか車線が狭く見えて
トラックがいるとぶつかりそうな気がするんです

それによく目にするのがこんな車

もし落っこちてきたら…ってドキドキするんだけど

たいてい2,3台積んでます

怖くない?
時速140キロで車間距離もあんまりないように見えるし…

今頃バカンスに行く人はイタリア人よりドイツ人が圧倒的に多いです
ドイツからイタリアにバカンスにやってきます
ってことはイタリア人とドイツ人、たぶんほかのヨーロッパの人も
マウンテンバイク大好きです。

次回はアルプスの写真をチラッと載せますね
  


Posted by ラウラ  at 14:17Comments(0)イタリア事情

2009年05月20日

日本ではありえない着こなし!...?

先日まで寒かったのにいきなり夏が来ました

部屋の中は今日は25度で私には適温

外はこのところ30度以上のようです

近年イタリアでよく言われるのは
春と秋がなくなったってこと
程よい気候を飛び越して
寒 と 暑 を繰り返しています

暑くなるとここでは
ほとんど水着と間違えそうな
大胆な格好をした女性が
町を闊歩しますが

それはまだ水着だと思えば
我慢できなくもありませんけど
いまだに理解できないことが1つ

夏場は殆どの女性がキャミソール着用なのですが
ブラのストラップを平気で見せてますface07

見せていいようなデザインのものでなくって
まったく下着って丸わかりで
(こちらの下着っていかにも下着って感じでかわいくない)
キャミソールの紐と2重になって
見るからに見苦しい...

感性の違いっていうか
見た目にもかなり不恰好だと
私は思うんですけど

日本人だったら絶対見えないように
服を選ぶかまたは
ストラップレスのものを身につけますよね

それに、袖ありの服からストラップがのぞいても
別に気にする風でもなく
身なりをきちんとしてないと相手に失礼
なんてことも思わないみたい



ブラをつけない人もいますface08
男性は目のやり場に困るんじゃ??
って相棒君に質問したことあるけど
「べつに...自然なことだから」
ってな感じの返事でした

イタリア人といえば
おしゃれな人たちと想像されるかもしれませんが...

ある意味そうなんですけど...
素敵な着こなしをしている人は確かににいっぱいいます

でも
地域によってもかなり差はあるでしょうから
一概には言えないんですが
平均的には日本人の方が
うんと気を使ってると思います


あ、もうひとつ日本と違うのは
ウエストに対する意識かな

日本人に比べると
女性の体型に関してはかなり肝要な人たちで
特にウエストに関しては
太いとか細いとかそんな会話は
ほとんど聞いたことがないかも

エステやジムもあるし
ウォーキングやジョギングする人も多いので
シェイプアップに励む人もいることはいます
けど少数派かも

日本ではありえないこととしては
ぽこっと突き出たおなかは
OK
のようです

中年太りではなくって
若ーい子でこういう体型の女の子が多く
夏になると、このおなかを短いキャミソールの下から
隠すことなくのぞかせてるの

タトゥーをしている人も男女問わず大変多く
それも大きめなのを入れていて、夏場は当然目に付くので
ところ変わればいろいろ違いがあるもんだなあって

もっとびっくりするのは
女性がパンツ姿でしゃがんだとき
下着どころかワレメが見える...

まあ他にも不思議なことや
理解できないことの連続ですが
共感できることや楽しいこともあります

ともかく
違う国に住んでみるっていうのは
いい経験になります
  


Posted by ラウラ  at 20:33Comments(2)イタリア事情

2009年04月27日

dichiarazione di presenza

今日は、これからイタリアに滞在する方のための情報

今回はビザを取ってないので
初めてdichiarazione di presenza をしました

そのまえに、到着して48時間以内に
comunicazione di cessione fabbricato
を滞在する家の人がする義務があります
イタリアに到着してからではなくって
その家に到着してからのはず

この書類もdichiarazione di presenza または
permesso di soggiornoの申請に必要です

賃貸契約書がある場合は
契約書がこの代わりになるようでした

以前不動産屋を通してアパートを借りたときと
家主と直接契約書を交わしたとき
契約書のコピーをquesturaに提出しました

留学などでアパートや部屋を探すとき
不動産屋を通さない場合は
このcomunicazione...をしてくださるかどうか
確認してから借りるべきだと思います

というのは、税金逃れのために
家や部屋を役所に届けることなく
貸している人が非常に多いので

comunicazione di cessione fabbricatoは
私の場合comune は Corcianoなので
Corcianoの警察でするのですが
いつもすいていて簡単にできます

Perugia のquesturaでは
もっと時間がかかると思いますが
詳しいことはわかりません

ではいよいよ
dichiarazione di presenzaについて

必要書類はPerugiaのquesturaの場合
2009年4月時点で

・dichiarazione di presenzaの申請書
(申請用紙はMinistero dell'Internoのホームページからダウンロードできます
http://www.interno.it/mininterno/export/sites/default/it/assets/files/14/0798_2007_07_27_Dichiarazione_di_presenza.pdf
・パスポートと、パスポートのtimbroのある全頁のコピー
(と言われましたがもちろん個人情報の記載されているページもコピーしました)
・comunicasione di cessione fabbricatoの原本とコピー

以上でした

受付曜日は月・火・木
朝八時に整理券を配ることになっていて(実際にはもっと遅い)
1日20人しか受け付けないので
それもpermesso申請の人も含めてです
なので早めに行って並んだ方がいいです
私は7時20分ごろ行って大丈夫でしたが
私の後すぐに結構な列ができてました

questuraの門の外にも曜日、時間など張り出してあって
以前よりはわかりやすくなってます
変わる可能性があるので
申請前に確認に行った方がいいと思います

整理券を渡されて門の中に入りますが
建物の中にはまだは入れません
外でしばらく待ちますface06
ドアが3つありますが一番右のドアから入ります

結局受付が始まったのが9時をまわってからですが
私は4番目ぐらいだったけど
整理券を持ってない人がなぜかどんどん抜かしていくんですけど
もちろん警察の人に誘導されてです
ここはイタリアなのでしかたないですね
他の申請者が怒ってすごい雰囲気になってましたけど

でも11時過ぎには終わったので
待ってる間もいろいろありましたけど
その日のうちに終わってよかったです

questuraがどんなところが
詳しくは書きませんが
経験者はよーくわかると思います...

これから申請しに行く方はがんばって!  


Posted by ラウラ  at 16:32Comments(0)イタリア事情

2009年04月23日

イタリアのアスファルトって

昨日は用事でローマまで行ってきました
朝8時の長距離バスに乗って10時半に到着
久々のローマだったけど、あまりの人と車の多さに
思いっきり疲れて帰ってきた
カメラを持っていくのを忘れたので
写真はありませんが、持って行ってたとしても
スリが気になってカメラを構える気に
ならなかったことと思います!

ひとつ新たな発見
新しい地下鉄の車両、ピカピカで
デザインもさすがイタリア、って感じ
東京の山手線みたいにデジタル画面が!!!
(信じられない、イタリアでそんなことが???)
1車両に6台あって、広告はこの画面から
流れるだけですっきりしてます
デジタルで次の停車駅も示してくれるし
...って日本では当たり前のことですが...

でもやっぱりイタリア、
こうでなきゃって思ったのが、
このデジタル表示、それに放送でも案内してたのが
ぜんぜん違う15駅ぐらい離れた駅でした
一瞬焦りましたが、他の乗客もすぐに気づいて
口々に文句を言ってる
わからないのは、なぜこの間違ったアナウンスを
流し続けるのかってことなんですけどね
とめるとか何とかできなかったのかしら
さすがイタリア!です

ところで今日はイタリアの道路について
書こうとしてたんでした
こちらに今回着いてすぐ気がついたのが
道路の状態が以前に比べて
ものすごく悪くなってる

たった4ヶ月の違いでどうしてこんなに?
って信じられないぐらいボコボコなんです
多少の凸凹だけではなく、
大きな穴が空いてる箇所も多い
そこを時速100キロ以上で通ることも多いし
乗ってるほうとしてはすごく怖い
できるだけ穴をよけて運転してるみたいですが
よけて他の車にぶつからないかと
また心配になってしまいます
実際以前から道路の穴によって引き起こされる
交通事故が非常に多いらしい

日本のアスファルトと一見同じように見えるけど
強度が違うのか、原因は何なのか
私にはわかりませんが
日本の道路はそれほど頻繁に
舗装しなおしてないと思うんですけど
ひび割れて今にもバラバラになりそうな
アスファルトって見たことありません
穴ぼこなどももちろん

イタリアの道路は、実によく舗装しなおすなー
って思ってました。そんな予算どこにあるんだ?
って不思議に思うぐらい。
簡単にだめになってしまうから
せざるを得なかったのかもしれません

今はではなぜボコボコのままなのか?
1イタリア人の意見ですが

今地方の財政が圧迫されていて予算がない
それというのもかの有名な
ベ〇〇〇コーニが勝手なことをして
地方に入る住宅税を廃止してしまったから

ってことだそうです
真偽のほどはわかりません

家の前の道路の写真を撮ってみました

ここには穴はありませんが
交通量も少ないこの道が
どうしてこんな風になるんだろう

写真ではわかりにくいけど
低くなってる部分にガックンとはまると
結構な衝撃があるます

でもきれいな道路もありますよ
こんな風に

2日前にオルヴィエートに向かう途中
舗装して間もない感じです

オルヴィエートは公共の交通機関で
簡単に行けるのでまたご紹介しますね   
  


Posted by ラウラ  at 15:19Comments(0)イタリア事情

2009年03月12日

家にさそりが出ました!

写真、あるんですけど、
載せていいのかなー。躊躇します。
見たくない人もいると思うし。

みてみたい!ってひとがいたら
載せることにして、今日は
エピソードだけ。

日本での出来事ではありません、もちろん。
イタリアで一人暮らしをしてたとき
夜更けに勉強をしていたら、
足元を何かツツーッて通った気がしたんで
ふと見ると、足元から30センチ位の位置にいたんです。

どう見てもサソリface08
その家は林の中にあって
それも壁が隙間だらけで、
いろんな虫と共存せざるを得なかったんですけど、
大きなゲジゲジみたいなのもいたしね。
ペンキ塗り立てで一見美しいアパートだったけど
住み始めたらかびだらけ、虫だらけで
具合が悪くなったので数ヶ月で引っ越しました。
サソリまで出るとは当然想像できませんでしたよ。

動転してる暇はなくまず考えたのは、
大家さんに証拠写真を見せること。
そうして次の日にでもその家を出ようと思いました。

恐ろしかったのは言うまでもありませんが
どの道家の外に放り出さなければならないから
1枚写真を撮るぐらいで
危険度が増すわけではなく

足は速いけど始終動き回るわけじゃないと見て、
がんばって2枚撮りました。

危ないので成仏してもらうべきだろうけど
とてもできない、と思い、チリトリですくって
遠くまで持っていく間に襲われるのが怖くって
近くの藪の中へほうり込むのがせいぜい。

そうして翌日大学で大騒ぎしながら
このエピソードを語ってたら、
教授が来られて、“何々どうした?
ラウラ、みんなの前で語りなさい。”
と先生が私に教壇を明け渡したのでした。

“昨日家で何を見たと思う???
サソリ!!”

すると教授、
“それで?”

それで?って、サソリよ、サソリ、
刺されたら死んじゃうよー!!!
と必死で訴える私に、教授の一言
“無害だよ”
へ?毒は、毒???サソリと言えば毒でしょう?

その後ほかのイタリア人にも聞きまくりました。
どうもサソリにもいろいろあるようで
イタリアにいるのは刺されても
死ぬことはないみたいです...
それにそう珍しいものでもないようす。
もう最初に言っといてよー!
って思いましたよ。

その後も家の前か中か忘れましたが、
つぶれたサソリを見ました。

写真を見たい方、お知らせください。
サソリの中でもウツクシイほうだと思います...face07
  


Posted by ラウラ  at 21:59Comments(3)イタリア事情

2009年03月08日

イタリアには信号が...

だんだんネタが尽きてきたんで、
今日はイタリアの道路事情を少しお話します。

イタリアには横断歩道が、
殆どない!ってのは大げさかもしれませんが
佐賀に比べると、殆どないに等しいでしょう。

町の中心はたいてい車は進入禁止なので、
ゆっくり散策できてうれしいんですが、
それ以外のところはですね、
殆どがロータリーになってます。

どうも全国的な最近の傾向のようです。
車はスイスイ行けていいですよね。
でも歩行者はどうしたらいいんでしょう。icon16
親切に止まってくれる車はまずありません。
相棒君は必ず止まります。face01すばらしい
(ほんとは当たり前の事なんでしょうけど...)

その上彼らは狭い道でも飛ばします。
佐賀に戻ってくると、1ヶ月くらいは、
走ってるはずの車が止まってるように見える!
これほんとです。

もちろん車が途切れるのをまずは待ちますが、
めったに途切れない場所もありますからね、
開かずの踏み切り状態です。
それで歩行者はどうしたらいい??

意を決して車の前に立ちはだかると
車のほうはさすがに人を轢きたくはないので
止まってくれるんですね。

車が途切れたとしても、
いつ次のが突進してくるかわかりませんから
私は車道を横断するのが苦手です。

道を歩くときはもっと車に気をつけるように
とよく注意されるんですけど、
横断するときじゃなくって、
たんに道を歩いてるだけなんですけどね
イタリア人から見たら相当ぼんやり歩いてるらしいです。

ナポリやローマなどはもっと大変ですが、
旅行するときは車に十分気をつけてね。
まあイタリア人は運転荒いけどうまいって話です。
とはいえ事故はしょっちゅう起こしてますね...

1枚ぐらい何か写真を。
フェラーリなんかどうですか?
イタリアでもしょっちゅう見かけるわけではありません。

イタリアで高級車を路上駐車するのは
勇気がいることではなかろうか???
田舎のリゾート地だったので
それほど危なくなかったのかもしれません。

ところでオープンカーはイタリアではよく見かけます。
昔は私も乗ってみたーい、とおもったものですが、
イタリアの強い日差しで屋根なしでは
丸焼けになってしまいます。
イタリア人は丸焼けになるのが好きなようです。

私はなんと非難されようと、
不健康そうだといわれようと
色白を貫き通す覚悟です!

相棒君の車は屋根つきでよかった。
  


Posted by ラウラ  at 18:00Comments(0)イタリア事情

2009年03月02日

ダビンチ??

Leonardo da Vinciの自画像メモが見つかったって
今ニュース(日本語)で聞いて違和感を感じ…

なぜかというと、“ダビンチ”と呼んでいたから。
私の中では自動的に"da Vinci"という文字に変換され
だってそれ、苗字やないや~ん
っていう反応が頭の隅で起こる。

しかしミケランジェロは Michelangelo Buonarroti
日本でも名のほうを使いますね。
Raffaello Sanzioも同じく。(本名はSanti)

イタリアでは普通Leonardoと呼びます。
da Vinci は Vinci村出身の、という意味なので、
苗字のように扱うのは変な感じ。

とはいえ、映画にもなった"The Da Vinci Code"
イタリア語版では"Il codice da Vinci"
だから苗字のように扱うのも間違いではないのかな。


昔の芸術家の名前って愛称のようなものが多いんです。
ラッファエッロの師匠だったPerugino(ペルジーノ)は、
本名Pietro Vannucciですが
この名を使うことはまずありません。
あ、いやいや、美術館などで絵画の作者名としては
“Pietro Vannucci, 通称Perugino”って書いてある。
本名知らない人のほうが多いと思います。
彼はペルージャ出身なのでこう呼ばれました。

Caravaggio(カラヴァッジョ)の本名は
Michelangelo Merisi
(ほかにもMerigi とかAmerighiの説もあるらしい)
Caravaggioも生まれた町の名が愛称となっています。

今wikipediaを見てみたらおもしろいことが…
長年Caravaggio生まれと信じられてきたけど
2007年に、ミラノ生まれだってことがわかった、ようです。

Perugino, Caravaggioは、通称のほうで呼ばれるけど、
da を使うってことは これは前置詞なので、
da Vinci さん とはならないんでしょうね。
なんかくどくなりましたね...face07

すでにMichelangelo Buonarroti と
Michelangelo Merisi が挙がったことからも
推測できますが、イタリア人の名前って
日本に比べると極端に種類が少ない。
(姓のほうは逆に種類は多い気がします。)

私が知ってる数少ないイタリア人の中でも
何人ものMarco や Paolo 、Maria などがいて、
どうやって呼び分けてるわけ??っておもいます。
それに日本と違って普段は姓より名で呼び合うことが多いし、
区別する為にも出身地などで呼んだりしたのかもね。

写真がないのも寂しいので
Raffaelloの生家を

ラッファエッロ大好きなんです。
彼はUrbino(ウルビーノ)の出身。マルケ州です。
ペルージャからは車で2時間ぐらい。

写真に写りこんでる人はお疲れよのうで
なかなか移動してくれなかったので
私とは無関係ですが…。

昔の公式言語はラテン語でした。
“1483年生まれ”以外は理解不能
37年の短い生涯でした。

ラッファエッロの絵が見られると思って
わくわくして行った私は浅はかでしたface08
どの絵も有名な美術館や教会にあるんですよね。
 
フィレンツェのウッフィッツィ美術館にも何点か。
いまどき美術館もネットで絵画を見せてくれるんですね。
実物を見るのとはもちろん違うけど、
文献として簡単に調べることができて、
ほんとに便利になったものです。

ウルビーノはルネッサンスの理想都市といわれ、
町全体が世界遺産となっています。

この町を治めたFederico da Montefeltro、
(モンテフェルトロ公)も有名ですね。

子供のころの美術の教科書に
Piero della Francescaによる
彼の肖像画が載ってたと思います。
見覚えあるでしょ?

お城の一部です。

中央の緑色は修復中の部分

イタリアは殆どが古い建造物なので、
常にどこか修復してます。
文化遺産もそうでないものも。

せっかく行っても修復中で見られなかったってこと
結構あります。

Lonardo da Vinciの話から
Raffaello-Urbinoの話になってしまった!
ま、いいか。
マルケ州も素敵な場所、いっぱいあります。
  


Posted by ラウラ  at 18:42Comments(5)イタリア事情

2009年02月12日

イタリアのバレンタインデー

数ヶ月ぶりに更新してみようかと…
これを機会に復活なるか??

ところでイタリアにもヴァレンタインデー、ありますよ。
というか、San Valentino(サン ヴァレンティーノ)は
イタリア人ですから本家本元はイタリアです。

それもウンブリア州のテルニの司教だった聖人。
273年に処刑された殉教者です。1700年以上前の人!
恋人たちの守護聖人で、いろんなイタリアの町の守護聖人でもあります。

大げさなイベントはなかったように思うけど、
プレゼントを交換したり、食事に行ったり、
やっぱりカップルにとっては特別な日のようです。
日本のようにチョコレートを贈る習慣はありません。

なのでもちろんホワイトデーもなく、3月のイベントとしては、
8日に男性から女性に、ミモザの花を贈ります。
向日葵はもちろんだけど、ミモザの黄色も大好き。
この日の来るのが待ち遠しい!

イタリアにいても(現在は日本ですが)、
"2月14日=チョコレート"
 と日本で刷り込まれた習性が変わることはなく、
チョコ作りでくたびれてしまいます!

  


Posted by ラウラ  at 22:04Comments(2)イタリア事情

2008年08月28日

イタリアのBAR(バール)

まもなく待ちに待った出発ですー!
何を持っていくか置いていくか、取捨選択が大変。
衣類などはあちらで買えばいいと思われるでしょうが
とんでもないー!
今どきイタリアのものは何でもかんでも高いので、
できるだけ持っていきます!

久しぶりのイタリア生活(まだ6ヶ月しかたっていませんが)
の計画をいろいろ思い巡らす今日この頃...
でもイタリアにはスターバックス系のお店がないなー
とbar(喫茶店)事情を思い出していたのでした。
事情というより、コーヒーの本場イタリアに、
アメリカ系の新しいチェーン店が進出できるはずもないのですが。
いやーミラノあたりあったりして...

日本にいるときはスタバなどで
たらーっとゆっくりするのが好きなのですが、
東京や福岡だったらオーバカナルとかの
オープンカフェがもっと好きです。
表参道店は数年前に閉店してしまいましたが、
その後何か展開があったのでしょうか??
アークヒルズ店はまだあるのかしら。
あー東京事情には全く暗くなってしまった。

イタリアにはもちろんあります、オープンカフェ。
スペースがあれば普通barの外にはテーブルが出ています。
東京みたいに目の前を車がビュンビュン通るわけでもなく
ゆっくり時間が過ごせます。
それではなぜスタバがないと嘆くのでしょうか??
イタリアにはおいしいエスプレッソがあるでしょ~??
って思うでしょ? はい、確かにそうですが...

何もたいした問題ではないんですけど、
一小市民のつぶやきです...

イタリアには基本的に日本でいう
“コーヒー”っていうのはありません。
頼めばエスプレッソをお湯で薄めたのはあります。
コーヒー(caffe' )というとエスプレッソのこと。
barではこれが定番。なので一口で終わってしまい、
テーブルでゆっくりするには手持ち無沙汰...
カップッチーノやカッフェラッテもあるけど、
午後にはいただかないものなのです。
注文して拒否されることはないけれど。
ビールやワインは経済的に続かない...

いや単にスタバの雰囲気に慣れてるから?
多分...日本では一人行動ってあたりまえだけど、
イタリアではあまりないので、
なんとなく居心地が悪いってことかもしれない。
今回は大学に通わないので、
友達も減ってひとりbarが多くなるから...

それでもお茶ぐらいは一人でも変には映りません。
食事となると...かなり奇妙です。
一人旅行のときなどは困りますー。
一人で旅行すること自体(特に女性が)、
何で???と尋ねられるし。

コーヒー類は一切飲まないイタリア人も時々いるけど、
それ以外の人は1日2、3杯は飲むエスプレッソ。
おうちだったりbarだったり。
ペルージャあたりだと、カウンターで1杯80セントぐらい。
テーブルでいただくと倍かそれ以上かな。
6ヶ月前の話なので、今はいったいいくらなんだろう?
近頃の物価上昇率は日本の比ではないらしいので。
イタリア北部から最近帰国した友達は、
1、2ユーロぐらいって言ってました。
ただし、北部は相対的に中部より物価が高いです。
それからこれは普通のbarの場合で、
観光ガイドなどに載っている
老舗のカフェなどではもっと高いので、
入る前に外のメニューでチェックしてくださいね。
ヴェネツィアのカフェ・フローリアンは
最近行った人に聞いたら、卒倒しそうな値段でした...

ブツブツたらたら書いてしまいましたが...
節約しつつもいかに楽しく過ごそうか、
あれこれ思案するラウラの独り言でした...
  


Posted by ラウラ  at 13:22Comments(0)イタリア事情

2008年08月23日

イタリア人とスキンヘッド

イタリア男性は、スキンヘッド率がとても高い!
わが相棒君もスキンヘッド族です。

夏は涼しそう、でも帽子を忘れて外出したときは大変。
ときどきスキンヘッド経験してみたくなります...
今年の夏などは特にそう思いました。

けれど天然スキンヘッドの人は少ないので、
頭をそりそりするのもまた面倒なんです。
彼は2日に1度はおひげと一緒に手入れしています。
電動シェーバーとの相性が悪いらしく、
手動でがんばっています。
毎日だとまたかぶれたりするらしく、
なかなか色々とデリケートですねえ。

スキンヘッドにする理由は、
あえて言うこともないと思います...
もちろん髪はしっかりあるけど好んで
このスタイルにする人もいるでしょう。
でも多くはやっぱり、部分的にないのを隠すより、
すっきりきっぱりいこうってことのようです。
でまたバッチリ似合っているのです。

でもこの傾向は、比較的最近のことらしいです。
以前はバーコード族が多かったらしいですよ
今はたまーにバーコードのおじさま見かけますがまれです。

ところでナポリに相棒君と行ったとき、
ナポリが初めてだった彼は、
着いてひとしきり街の様子を見て、
ぽつんと言った感想。

"スキンヘッドがほとんどいない"

言われてみればみんなフサフサ黒々していました。
スキンヘッドが好きだ!という彼ですが、
何気に気にしているのかも...と思いました!

ナポリはご存知のように南部に位置します。
確かに北、中部イタリアに比べると
スキンヘッド率は低い気がします。
いつか統計でもとってみましょう。

まあどうでもいいことですが、きっと
民族的、遺伝的違いがあるんでしょうねえ。
イタリア人っていろんな民族の集まりですから。
あ、でも現代の移民とはまた違います。
イタリア共和国ができるまだずっと前の話です。
  


Posted by ラウラ  at 18:30Comments(0)イタリア事情

2008年06月21日

イタリアのボランティア

明日日曜日は、イタリアで、少なくともウンブリア州では、
赤十字の救急ボランティアの人たちの競技会があります。
今日の夕方開会式があって、わが相棒君は、
今日から泊りがけで参加です。
彼は最近審査員として参加しています。
ということは...とっても優秀なのです!
すでに何度か選手として出場し、毎回ウンブリア州では
1位になって、イタリア大会まで行ってました。
さすがにヨーロッパ大会までは行ってませんが。

この赤十字の救急隊ボランティアの制度は、
多分日本にはないと思います。ネットで調べてみましたが。
救急隊だけに、幅広い知識と判断力を必要とするので、
この任務に就くためには最初に養成講座の受講と、
実地訓練と、試験を受けなければなりません。
その上毎年更新の為の講座と試験があります。
競技会に出場する人は、そのための訓練が
週に何回か、彼は2ヶ月ぐらいは行ってたかな。
イタリア大会の為には、またさらに何ヶ月か訓練。

競技会はそう何度も出場させてもらえないので、
彼は審査員や訓練で教えることで参加してますが
それでも飽き足らないらしく、いろんなコースを受講して、
まず救急車の免許を取り、次にインストラクターの資格も取り、
そのあと手話の講座も受講してましたねー。
これぜーんぶボランティアです。

彼があまりにもこの活動に時間と労力を割いているので、
そして彼だけではなく、ものすごい数の救急隊員がいるので、
そこまでみんなよくできるね、ってよく言うんです。
恥ずかしながら、わたしには考えられない時間の使い方なので。
彼の言い分としては、
日本ではたぶんボランティアがいなくても
救急対応が機能してるんだと思うよ、
ということ。イタリアではできる人が協力しないと、
人手も救急車も足りないんだそうです。
もうひとつの理由は、救急隊のサービスとして、
病気の方や体の不自由な方の搬送があるんだけど、
病院へ行くときとか、逆に家に帰るときね。
そこで苦しんでいる人たちを目の前すると、
自分が日ごろ悩んでいることがいかにちっぽけなものかわかる、
自分の境遇がいかに恵まれてるかがわかるんだ、
って言います。自分の為にしてることだから、
僕はエゴイストなんだよ、って。ん-そうかなあ...
そんなことないと思うけど...

こんなまじめなイタリア人も大勢いるんですね…
  


Posted by ラウラ  at 22:58Comments(0)イタリア事情

2008年05月31日

イタリアの道路 1

昨日は記事を書きながら、いろいろ楽しかった旅の思い出に浸ってしまった。
早くイタリアに戻りたいよー! 楽しかったことはいつまでも残るけど、
いやな事はけろっと忘れてしまう性格。

イタリアは魅力も多いけど、生活すると、泣きたくなるような事もしばしば。
いや、実際何度も泣きました! もうイタリアはたくさん、と思いつつも、
帰国するとまた来たくなるんだろうなあ、懲りもせず、ってやっぱり
その通りになってしまった。でも旅行するには、とってもいいところです。
世界の文化財の何分の一だったかな、かなりの割合がイタリアにあるんだそう。

昨日の記事のコーネロへは、ペルージャから車で3時間ぐらいだと思います。
“だと思います”というのは、バイクで行ったからうんと時間がかかってしまって。
二人乗りなのでスピード出さずにとろとろ行きました。

そこで今日の話題の “イタリアの道路”
どこかへとお出かけするとき、イタリアでは高速道路より 
superstrada(super=スーパー,strada=道路)っていうのを使います。

制限速度は110キロで、無料!
スーペルストラーダ(superstrada)はイタリア中に
道路網があるので、とっても便利です。
わたしはたいてい人が群がるところへは行かないので、
移動中渋滞にあったことは、ほとんどないかな。
ほとんどほかの車に出会わないこともあります。

高速道路ももちろんあって、130キロまでOK。
こちらは確かに速いけど、渋滞に巻き込まれる可能性大。
通行料は日本に比べてかなり安かったと思います。

というと、イタリアは安くて速くどこにでもいけるみたいでしょ?
でもガソリン代が高い! ネットで今日のガソリン平均価格を見ると...
1、518ユーロ。今日のユーロは164円なので...249円ですよ! 
遊びに行かなくっても、大都市以外は車が必需品のイタリア。
イタリア人の平均的なお給料は1000ユーロなので、厳しい状況です。

旅行される方で、郊外に行きたい方は、
車をレンタルするのもいいかもしれません。(車は右側通行です)
公共の交通機関ではたどりつけない場合が多いので。
ただし、都会では絶対お勧めできません。危険すぎます!
  


Posted by ラウラ  at 13:42Comments(0)イタリア事情