2008年06月21日
イタリアのボランティア
明日日曜日は、イタリアで、少なくともウンブリア州では、
赤十字の救急ボランティアの人たちの競技会があります。
今日の夕方開会式があって、わが相棒君は、
今日から泊りがけで参加です。
彼は最近審査員として参加しています。
ということは...とっても優秀なのです!
すでに何度か選手として出場し、毎回ウンブリア州では
1位になって、イタリア大会まで行ってました。
さすがにヨーロッパ大会までは行ってませんが。
この赤十字の救急隊ボランティアの制度は、
多分日本にはないと思います。ネットで調べてみましたが。
救急隊だけに、幅広い知識と判断力を必要とするので、
この任務に就くためには最初に養成講座の受講と、
実地訓練と、試験を受けなければなりません。
その上毎年更新の為の講座と試験があります。
競技会に出場する人は、そのための訓練が
週に何回か、彼は2ヶ月ぐらいは行ってたかな。
イタリア大会の為には、またさらに何ヶ月か訓練。
競技会はそう何度も出場させてもらえないので、
彼は審査員や訓練で教えることで参加してますが
それでも飽き足らないらしく、いろんなコースを受講して、
まず救急車の免許を取り、次にインストラクターの資格も取り、
そのあと手話の講座も受講してましたねー。
これぜーんぶボランティアです。
彼があまりにもこの活動に時間と労力を割いているので、
そして彼だけではなく、ものすごい数の救急隊員がいるので、
そこまでみんなよくできるね、ってよく言うんです。
恥ずかしながら、わたしには考えられない時間の使い方なので。
彼の言い分としては、
日本ではたぶんボランティアがいなくても
救急対応が機能してるんだと思うよ、
ということ。イタリアではできる人が協力しないと、
人手も救急車も足りないんだそうです。
もうひとつの理由は、救急隊のサービスとして、
病気の方や体の不自由な方の搬送があるんだけど、
病院へ行くときとか、逆に家に帰るときね。
そこで苦しんでいる人たちを目の前すると、
自分が日ごろ悩んでいることがいかにちっぽけなものかわかる、
自分の境遇がいかに恵まれてるかがわかるんだ、
って言います。自分の為にしてることだから、
僕はエゴイストなんだよ、って。ん-そうかなあ...
そんなことないと思うけど...
こんなまじめなイタリア人も大勢いるんですね…
赤十字の救急ボランティアの人たちの競技会があります。
今日の夕方開会式があって、わが相棒君は、
今日から泊りがけで参加です。
彼は最近審査員として参加しています。
ということは...とっても優秀なのです!
すでに何度か選手として出場し、毎回ウンブリア州では
1位になって、イタリア大会まで行ってました。
さすがにヨーロッパ大会までは行ってませんが。
この赤十字の救急隊ボランティアの制度は、
多分日本にはないと思います。ネットで調べてみましたが。
救急隊だけに、幅広い知識と判断力を必要とするので、
この任務に就くためには最初に養成講座の受講と、
実地訓練と、試験を受けなければなりません。
その上毎年更新の為の講座と試験があります。
競技会に出場する人は、そのための訓練が
週に何回か、彼は2ヶ月ぐらいは行ってたかな。
イタリア大会の為には、またさらに何ヶ月か訓練。
競技会はそう何度も出場させてもらえないので、
彼は審査員や訓練で教えることで参加してますが
それでも飽き足らないらしく、いろんなコースを受講して、
まず救急車の免許を取り、次にインストラクターの資格も取り、
そのあと手話の講座も受講してましたねー。
これぜーんぶボランティアです。
彼があまりにもこの活動に時間と労力を割いているので、
そして彼だけではなく、ものすごい数の救急隊員がいるので、
そこまでみんなよくできるね、ってよく言うんです。
恥ずかしながら、わたしには考えられない時間の使い方なので。
彼の言い分としては、
日本ではたぶんボランティアがいなくても
救急対応が機能してるんだと思うよ、
ということ。イタリアではできる人が協力しないと、
人手も救急車も足りないんだそうです。
もうひとつの理由は、救急隊のサービスとして、
病気の方や体の不自由な方の搬送があるんだけど、
病院へ行くときとか、逆に家に帰るときね。
そこで苦しんでいる人たちを目の前すると、
自分が日ごろ悩んでいることがいかにちっぽけなものかわかる、
自分の境遇がいかに恵まれてるかがわかるんだ、
って言います。自分の為にしてることだから、
僕はエゴイストなんだよ、って。ん-そうかなあ...
そんなことないと思うけど...
こんなまじめなイタリア人も大勢いるんですね…
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