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Posted by さがファンブログ事務局  at 

2009年11月02日

ペルージャ散歩

朝晩はすっかり寒くなって
夜はダウンのロングコートが必要です

佐賀はバルーンフェスタで賑わってるんですよね?
実は一度もバルーンフェスタを見たことがないんです
いつもこの時期イタリアにいたので

さがファンブログでフェスタの写真を見せてもらいます
楽しみにしてますね!


昨日は良いお天気で
日中は散歩でもしてみようかって陽気だったので
ペルージャまで行ってきました

行ったのは通称tempietto(テンピエット)

tempio(神社とか神殿などのこと)+etto(縮小辞)で
tempietto

chiesa di Sant'Angeloが正式名称のようです

建造は5,6世紀にさかのぼります

柱頭は多分コリント式
教会の中にギリシャ式の柱頭とは珍しい

所々古いフレスコ画が残っています

旧市街からはちょっと外れたところにあるので
めったに行かないのですが
ペルージャの中では好きな場所のひとつです
  


Posted by ラウラ  at 00:20Comments(0)日記

2009年10月25日

カッシャのサフラン

昨日で夏時間が終了しました
公式には今日午前3時に1時間時計を戻したようです
今日からは早く日が暮れます


昨日カッシャ(Cascia)という町に
サフランを買いに行きました

サフランを使ったお菓子や料理が食べられると思ったら
普通のメルカートだったface06
2時間近くかけていったのに...

メルカートとは青空市場のことで
食料品だけでなく、生活必需品はたいていそろっています

常設のものは少ないですが、普通週一回程度
規模は大小さまざまで定期的に催されることが多いです

今回のはこの時期だけの
サフランを中心としたメルカートでした
情報ではサーグラってことだったのに!

サーグラとはまた別の機会にご説明したいと思いますが
土地の特産品を使った料理が食べられる、お祭りみたいなものです

サフランの花
料理で使うのはめしべを炒ったものだそうです

メルカートの様子

サフランのスタンドはわずかで、生ハムとかチーズとか
あと豆類のスタンドが多く、この地方の特産ではありますが
まあ普通のどこにでもある市場です
掃除用具の実演販売とかもやってました

サフランはどこでも手に入るわけではないよ
という相棒君の言葉に機嫌を直して
ともかくサフランを買うことに

0.5グラムで12.5ユーロ 2000円弱かな
これで何食分の リゾット アッラ ミラネーゼ ができることか...
サフランを使うのは初めてなのです
うまくいったらお知らせします

サフランは香りを楽しむだけでなく薬効もあるそうです

カッシャといえばサフランもですが 聖リータで有名です
聖リータが祈りをささげた場所などは
なかなか感動的なのですが
昨日は夕方もう遅かったので
聖リータにまつわる場所の写真は残念ながらありません
そういう場所は撮影禁止のことも多いですし
  


Posted by ラウラ  at 19:21Comments(0)行事、お祭り

2009年10月22日

バスローブの女...

1日1度ずつ室温が下がっていって
凍死寸前でしたが
今日は寒さが和らぎ18度(室温)もあるので
普通に活動ができます、フフッ、助かった!

そんなに寒いなら暖房をつければいいのでは
と思われるでしょうけど、ここはイタリア
イタリアにも近代的な暖房設備はあるんですけど
何しろ光熱費がとんでもなく高いので
一人でいるときは暖房をつけません
真冬でも日本から持ってきた使い捨てカイロで
ぎりぎりまで我慢します

でもこの家は好きなときに暖房をつけられるので
基本的には何の問題もないのです、単にケチなだけ
家によっては、集合住宅の建物全体で
つける期間と時間帯が管理されていて自由が利きません
それも1日数時間だけだったりします

イタリアで普及している暖房は
パネル式のもので熱源はガス
各部屋に備え付けられています

もしくは昔ながらの暖炉
あったかいから家にも欲しいんだけど...
または暖炉をもう少しシステム化したストーブ
薪を使ったり、ほかの燃料を燃やしたりするらしい
寒くて長い冬は暖炉の炎の前でほっこりしたい!
引っ越すなら暖炉付と決めています


タイトルとは全然関係ない話になってしまった

今日話題にしたかった女性
最近気になるんです
“バスローブの女”と勝手に名づけました
イタリア語では la donna in accappatoio
(ラ ドンナ イン アッカッパトーイオ)
で、なんだか推理小説のタイトルになりそうだ...
と一人で楽しんでいます

“裏窓”って映画ご存知ですか?
確かヒッチコックだったかな?
グレース・ケリーと、男性の名は忘れたけど
かなり有名な俳優さん主演の有名な映画です

ここも窓からの眺めが、似たような設定で
完全に囲まれた中庭ではないのですが
隣のマンションの建物がすぐ目の前で、
お家の中の様子はそれほどわかりませんが
ベランダは仕切りが透明なので丸見えなのです

日本と違って、人から普段の生活を見られることに
抵抗を感じない人たちらしく
ベランダやお庭でくつろぐのは普通で
食事をすることもあります
向かいの建物のベランダは小さめなので
食事までする人はいないんだけど
生活の様子が垣間見えます

とはいえ、どこにどんな人が住んでいて
なんてことは気にしていなかったんですけど
最近、外が猛烈に寒かったある日
バスローブ姿で椅子に座って
タバコをくゆらせてる女性がいたので
ゲ、この寒いのに何でまた
たぶん室内禁煙なんでしょうけど...
ってちょっと記憶に残ったのでした

すると、次の日も、また次の日も
同じシーンが繰り返される事に気づいて
女性の様子もなんというか、けだるい雰囲気で
そう若くもなく、中年ともいえず
長時間バスローブのままでタバコを片手に
くつろいでるんでしょうけど
物思いにふけってるようにも見え
絵になるってわけではないのですが
ドラマのワンシーンのようで
あ、今日もまた、って楽しませてもらってます

ちなみに私もバスローブでテラスに出ること
実はあります、一瞬ですけど
ここはイタリアだからいいはず、とか思って!
  


Posted by ラウラ  at 22:56Comments(0)日記

2009年10月17日

マジで寒い

昨日は栗のフェスタに行くはずが
おなかを壊していけなくなりましたface06

...寒さのせいかもしれない

一昨日の午後ドライブして
ある町でちょっと車を降りてみたら

午後3時の気温が10度
電光掲示板は “+10°” になりかけのところ
日付、時刻、気温が交互に示されるんです
イタリアにはそこらじゅうにこの手のものがあります

近くのほかの電光掲示板は6度となっていました!
風も強くとても町を散策する気になれず
さっさと車に戻りました

先週まで30度近い日も多かったのに...
急激な気温の変化に体がまだ慣れていません

このあたりも夜はすでに0度近くまで下がりますが
地震のあったラークイラは氷点下です
まだテント生活の方もいて
これからまだ寒くなるのにどうなるんだろう...

ところで1週間前、まだぽかぽか陽気のころ
近くの湖に行きました

雨がずっと降ってなかったので
水の色はかなりどんよりでしたけど

この場所は初めて(だと思う)
何気に巨大なオブジェが...


イタリアの冬は日本より長くて厳しいけど
それなりに楽しく乗りきります!
   


Posted by ラウラ  at 15:46Comments(0)日記

2009年10月15日

寒い…

4日前からいきなり寒くなって
日に日に寒さは増していき
今朝の天気予報では最低気温2度!
最高気温は14,5度です
昨夜は真冬用の羽毛布団を引っ張り出しました

明日の夜Preggioという山の上の町に
栗のお祭りに行く予定ですが
氷点下になるかも…1昨年前に行ったときも
一番寒い時期用の長いダウンコートを着て
震えながらmostoと一緒に焼き栗を食べたら
おなかを壊して一晩中苦しみました

mostoとはワインになる前のジュースみたいなものです
これが原因だったって話なので
ことしは泣く泣くmostoなしで我慢です

ところで何の関係もありませんが
イタリアのスーパーマーケットで売ってるものを
ひとつ紹介します

どういう関係だかわかりませんが
爪楊枝です
サムライが日本語だってことは彼らはわかってるみたい
ゲイシャ、フジヤマと同じレベルで

同じく爪楊枝

キモノも日本の伝統的な衣服だってことは
一応知られてます
発音は サムラ~イ、キモ~ノ

爪楊枝でいつも目にするのはこの2種類
とてももろくて折れやすい…

イタリアで毎日のように使われる日本語があるんだけど
カミカ~ゼ
あ、今もニュースで..
自爆テロのことです
こんな使われ方をするのは嬉しくないですけど
  


Posted by ラウラ  at 15:28Comments(0)日記

2009年10月11日

松の実を拾ってきました

相棒君が松の実を拾ってきました。

今回は2回目だったのですが
この春に初めて松の実を収穫したときのこと
お話しますね

松の実ってよく考えたら松の木にできるのですね
当たり前だけど、関連付けて考えたことがなかったのです

春、相棒君のご両親がヴァカンスで不在のため
2人で泊りこんで犬の世話をしていました

ちょっとでも家をあけると犬が悲しがるというので
びたーっと付き添っておりました

いつも彼はご両親のヴァカンス中に
自分の仕事を休んで昼夜べったり付き添ってます
信じられん、甘やかしすぎだと思うんだけど

ある日犬を散歩に連れて行った公園で
彼が巨大なまつぼっくりを見つけました

“この中に松の実があるよ”

よーく覗いてみると、奥のほうに
いっぱいなにやら詰まってます
松ぼっくりは硬い上に、松の実を取り出そうとすると
松ヤニで手も真っ黒になるので
とりあえず巨大松ぼっくりごと持ち帰りました

家に着いてしばらくすると、いつの間に取り出したのだか
何十個もの松の実を見せてくれました!

かたーい殻の中に入っているので
ひとつずつハンマーでぶっ壊さないと取り出せません
かなり面倒な作業ですが彼がやってくれました
男の子って意外なところでささっと仕事をしてくれて感激
face02

きれいな松の実が出てきました!
これで二人分のジェノヴァ風ペーストができます!
松の実はここではも高いので
(中国産を日本で買ってきたら不評でした)
貴重な収穫!

家にあったバジルの葉も使って出来上がり
このパスタはフジッリより大きなギオットレ(ghiottole)
かなりおいしかったです!

  


Posted by ラウラ  at 16:45Comments(0)日記

2009年09月25日

浜辺で…初めて見た!

アドリア海にシーフードを食べに行きました

今回行ったのはTorrente di Fanoという
砂浜以外何にもないところ

うちから130キロほどで2時間かかります
海辺で何をするってわけでもないので
往復4時間はちょっと疲れますが
シーフードにつられて行くことにしました

どこまでも続く砂浜
シーズン中はびっしりパラソルが並ぶそうですが
昨日はほとんど誰もいなくて
いろんな施設の解体作業がすすんでました

それでも気温は高くていい日和だったので
水着姿の人がちらほら
そこで生まれてはじめて目にしたのが

トップレスの女性

中年の女性がまるで銭湯の湯船に入るように
堂々と海に向かって歩いていきました

イタリアでは合法なんだそうです
相棒君に、目のやり場に困らないか尋ねたら

別に

って実に無関心な反応でした
ところ変われば…ですが、意外にも私自身
それほどスキャンダラスに感じなかった

日本とイタリアを行き来してると
それぞれの国に降り立った瞬間に
何かのスイッチが切り替わるみたいです
  


Posted by ラウラ  at 16:14Comments(0)アドリア海

2009年09月17日

トレ・チーメでロック・クライミング

イタリアはやっと秋の気配が感じられるようになりました
まもなく栗拾いの季節です!
緑が多いウンブリアには栗の木もいっぱい!

今日はモンテファルコのワインフェスタに行く予定
サグランティーノという赤ワイン飲み放題!
とはいえ、かなり重めのワインなので
グビグビいけるわけではありません…

ところで今日はイタリアアルプスについて

前回行ったときの写真をすでに載せているので
今回はちょっと控えめにしておきます

トレ・チーメはドロミティの中でも有名なスポットで
行かれた方もいらっしゃると思います

タイトルのロッククライミングですが、私がしたわけではありません
高いところ大好きな私ですが
さすがにこれはしたいと思ったことはないです

ゲートで入場料車1台につき20ユーロを払ってから
さらに数キロ進むのでトレ・チーメは外からは見えません

そのうち巨大な岩盤の前に駐車場が見えてきます
でも写真で見たトレ・チーメとは違う…
ここでは写真撮り忘れました!

観光案内所や地図などなかったのですが
ホテルでトレ・チーメの周りを散策できると聞いていたので
人の流れに沿ってとりあえず歩いてみることにしました

遊歩道からの眺め
3000メートル級の山々

しばらく平坦な道を歩くと見えてきました
これこそトレ・チーメ!だと思う…
山を歩くと不思議なほどにどんどん景色が変わりますよね

登山道があるんだかどうかわかりませんが
麓を歩いて景色を楽しみましょうってブラブラしてたら

岩盤をよじ登る人発見!

ここにも!

中央より少し左、2つの黒い点、わかりますか?

ロッククライミングしてる人初めて間近で見ました
間近って言うか肉眼でも点にしか見えませんでしたが
眼前に切り立つ岩壁を見るだけでも相当な迫力なのに
こんなところをよじ登るとは!!!

いったい何時間かかるんでしょう?
考えるだけで目まいがしそうです

もう少しすすむとトレ・チーメのとなりの山では

ロッククライミングではありませんが
何でそんなとこ歩く?って思った

写真の真ん中あたりに10名以上のご一行様がずらり
人影がかすかにわかります?

後でわかったんですが、アルピーニっていう軍隊の方達だったみたい

写真では迫力がいまいちですが、
見上げるだけでもこちらがバランス崩して落っこちそうなんです

最初は遊歩道と思って気楽に歩いていたら、
岩盤の裏側に回ってみると
どんどんトレ・チーメから離れていって

おかげでこんな眺めを楽しめましたけど
傾斜の激しい歩きにくい道も多く
駐車場までここからまだ2時間ほどかかりました!

トレ・チーメは三つの頂上って意味なんです
そのまんまですよね

ロッククライミングの人は一番左の岩の側面をよじ登ってました
駐車場はまだまだずっと右側
さらに巨大な岩の塊が続きその裏側になります

すごくない?この傾斜
写真右上から左下にかけて
かすかに白い線が見えますが
遠くから見るとすごい急斜面で
足がすくんでしまいました

実際には細かくジグザグになっていたので
何とか降りられました!

せまーい滑り落ちそうな登山道の右側は
少しでも足を踏み外すと
奈落のそこまで滑り落ちてしまいます

写真では怖さが伝わりませんが
すごく急なのです、この小石のじゃりじゃりした斜面

この行程はほんとに怖かった
何百メートルと続いていましたが
まわりを見渡すと落っこちそうな気がして
足元だけを見つめて、立ち止まることなく
無事着けるようにひたすら祈りながら
歩きつづけました!

写真を撮ったのはいつもの相棒君です
私はまったく余裕なし


いくら好きな登山でも
危険な場所に挑戦しようとは全く思いません!
実はつい最近もトレ・チーメで
遭難死亡事故があったと聞いていたので
ここではお散歩程度にする予定でしたが
結果的にはしっかり登山してきました

全般的には緩やかな道も多かったのですが
ハイキング気分で行きたい場合は
トレ・チーメの裏側に行かずに引き返すことをお勧めします !   
  


Posted by ラウラ  at 18:37Comments(0)イタリアアルプス

2009年09月13日

高速道路で

みなさまご無沙汰しています
2ヶ月帰国してましたがその間インターネットが使えず
イタリアに戻ってからも忙しかったのですが
やっとちょっとひと段落

佐賀の夏は暑かったけど、イタリアも例年より暑さが長引きました
で、避暑もかねて、アルプスに行ってきました

家から600キロあまり、6-7時間ほどかかります
この日の高速はトラック通行禁止日で、
渋滞にもあわず快適でした

イタリアの高速はまだまだ緊張します
運転はしないんだけど、乗ってるだけで怖い
時速140キロ近くで走るからか車線が狭く見えて
トラックがいるとぶつかりそうな気がするんです

それによく目にするのがこんな車

もし落っこちてきたら…ってドキドキするんだけど

たいてい2,3台積んでます

怖くない?
時速140キロで車間距離もあんまりないように見えるし…

今頃バカンスに行く人はイタリア人よりドイツ人が圧倒的に多いです
ドイツからイタリアにバカンスにやってきます
ってことはイタリア人とドイツ人、たぶんほかのヨーロッパの人も
マウンテンバイク大好きです。

次回はアルプスの写真をチラッと載せますね
  


Posted by ラウラ  at 14:17Comments(0)イタリア事情

2009年06月14日

ペルージャ

また真夏の暑さが戻ってきました
最高気温は35度前後
でも家の中はたいした暑さではありません

こちらでは暑い日中は窓を開けません
熱い空気が入ってくるから
日が当たる場合はシャッターやよろい戸も閉めます

先日ペルージャに行ったときに
少し写真を撮ってきました

ペルージャの中心街に行くには
最近開通したミニメトロで行くのが便利です

イタリアの駅にしては超近代的

座席8つで自動運転の小さなメトロ
毎分のようにやってくるので、ここはイタリアなのに
まったく待たずに乗ることができますface02

中もかわいいデザインなので
乗客がいない車両に乗ったときに撮ってきますね

ペルージャは小高い山の上にあるので
このような傾斜を上っていきます
自転車より少し速い程度ですが、バスで行くより早く着きます

終点の駅前からの眺め
中心街にはちょっと長めのエスカレーターでさらに上ります

有名な噴水 ペルージャのシンボル的存在
700年ほど前のものでニコーラ、ジョヴァンニ・ピサーノの設計

噴水の左側はメインストリート、ヴァンヌッチ通り
ヴァンヌッチとはペルージャ出身の画家ペルジーノの本名です
観光客と学生で賑わっています

中心街って基本的にここを中心とした狭い範囲で
観光客も市民もこの辺りをブラブラ行ったり来たり

古い建物群の1階はブティックやバールになっていて
ヴァンヌッチ通りから横道に入ると

昨日はここでお茶、ではなくビールface01
暑いときにはお茶よりビール
私が特別のんべえな訳ではなく、ここではフツー
 
噴水の前の国立博物館
ペルージャのような規模の町なら
普通はすばらしい大聖堂(duomo)があるんですけど
ペルージャのそれはいまいち存在感がありません
噴水の横にドーンと立ってますが今回は撮りませんでした

中心街から急な坂道を下っていくと
正面の建物は私が勉強した大学
以前は貴族の館でした

ではいつものように裏通りの写真

白いテントのように見えるのは
たぶんバールの前の座席用パラソル

昔の水道のようです  多分有名なもの

この辺りは普通に皆が通る道ですが

ここはまさに路地ですね
私は通ったことがありません

最後に夜のペルージャ

飲食店は遅くまで開いていてゆっくりできます

閑散としてます

以前は夜も賑わっていたのですが
久しぶりに過ごした夜のペルージャは
不気味なほどに静かでした 
    
タグ :ペルージャ


Posted by ラウラ  at 16:12Comments(0)ウンブリア

2009年06月11日

ワインバー

昨日はそれまで時間が合わなくて
会えなかった友達とワインバーで再会

この友達と会うときは必ずここ
ワインバーっていまいち定義がわからないのですが
グラスで気軽にワインを飲めるところ

バールでもワインは飲めますが
ワインバーはワイン専門なので
品揃えが断然違います

昨日はランチタイムに行きました
この時間も開いてるとは知らなかった

この雰囲気、気に入っています

友達はソムリエ&ワイン商で
ここの常連でオーナーとも仲良し

外からは中がまったく見えないので
知らないと入りにくい雰囲気ですが
オーナーはとても気さくです

ワインバーはイタリア中にあるので
レストランで食べるのがヘビーだと思ったら
(量が半端じゃないですから)
ワインバーに立ち寄るのもいいかも、です

もちろんおいしいワインを飲みたい時はお勧めです
レストランだとテーブルワインのようなもの以外は
ボトルを注文しなきゃいけないから
  


Posted by ラウラ  at 14:25Comments(4)お気に入り

2009年06月11日

美人の市長さん

3ヶ月と20日前に日本から送った荷物が
今日やっと届き嬉しい1日でした

紛失したものだとすっかりあきらめていましたが
箱がつぶれることもなく
税金やら訳のわからない料金を徴収されることもなく
無事届きました!

実際税金などかかるはずもないものに
勝手にかけられることがよくあるんですよ
箱をあけて確認したわけでもなく

郵便局の人に抗議しても彼らには関係ないことなんで
税関の人がてきとーにやってるとしか思えません
ここはイタリア...

ともかく大きい荷物が紛失したことは
今までにありませんが
こういうことが普通に起こり得るイタリアです

CDは届かなかったことが2回あります
ポケットに入れてしまえばわからないので
盗むのは簡単です


ところで選挙の話題の続きです

家の前の候補者のポスター
今日まだ撤去されてなかったので
撮ってみました

ここはペルージャ市ではなくって
近くのもっと小さいコルチャーノ市
市長さんは別嬪さんです

この方です

再選され続投決定
家の前の建物に住んでいるので時々見かけます

ペルージャの市長さんも今回は
まだ40歳にも満たない若者が当選
なんかちょっと期待してしまいます
  


Posted by ラウラ  at 00:09Comments(2)日記

2009年06月08日

ラッファエッロ展

2日前にウルビーノに行きました
家からは120キロほど北
ラッファエッロやモンテフェルトロ公で有名な
マルケ州の海にもほど近い町です
町全体が世界遺産になっています

7月半ばまでラッファエッロ展開催中というので
ラッファエッロ大好きな私は
往復4時間車で連れて行ってもらいました

世界各国の美術館から集められた絵画
有名な作品はそれほど多くなかったのですが
面白かったのはラッファエッロのパパの作品や
ラッファエッロに影響を与えたと思われる
他の画家の作品も見ることができたことです
ラッファエッロのパパも画家で大きな工房を持っていました

ラッファエッロ展があったPalazzo Ducale

国立博物館として使われています
内部はいつものように撮影禁止でした

裏側はこんな感じ

美しい建物です

近くの丘からの眺め

この写真は4年前に行ったときのもの

町の中央にある広場のバールで休憩

右上に写っているラッファエッロ展の広告
この天使の絵の実物はすばらしく
見とれてしまいました

いつものように路地の写真

イタリアの古い町は小さい敷地に
高くて時に巨大な建物がぎっしり並んでいるので
どの通りも路地のように見えてしまいます

ウルビーノについては少し過去記事に書いてます
もっとゆっくりしたかったのですが時間がなくて
2時間ほどの滞在で家路につきました
        


Posted by ラウラ  at 16:00Comments(4)他のお勧めスポット

2009年06月07日

恐怖のティラミス

昨日は午前中することが山ほどあったけど
何とか片付けて、午後からウルビーノへ

そのときの話はまたにして
今日はティラミスの話

日本でも有名なティラミスはイタリアのお菓子
作り方はとっても簡単でかつおいしい!

ここではマスカルポーネも簡単に安く手に入るので
あとは卵を泡立てて混ぜるだけで
10分もあればできてしまいます

でも今までほとんど作ったことはありません
というのは生卵を使うのが恐ろしかったから

イタリアでは生卵を食べる習慣がないので
どういう状況で卵が出荷されるのかわからず
いろんなもの(想像してください!)が
くっついたままのこともあるし...

イタリア人でもティラミスは生卵が気になって
食べないって人は身近にもいます

ティラミスだけでなくジェラートも生卵を使うので
まったく食べなかった時期もあります

ジェラートを食べて中毒になったって話は
聞いたことがないのですが
お医者様から生物禁止令が出ているので
気になって避けてました
特に菌関係に注意しないといけない体らしい...

友達がこちらの料理学校で
ジェラートの勉強をしたときに聞いた話だと
商品となるものは普通の生卵は使ってはいけなくって
特別に処理された卵を使うそうです

それを聞いてからはジェラートやレストランのティラミスは
食べるようになったんですけど

先日スーパーでマスカルポーネを見かけたら
我慢できなくなって買ってしまった

そしてネットでいろいろ調べて
気休めかもしれないけれども試してみよう
って方法を見つけてつくってみました

とりあえずサルモネラ菌にはあたらなかった模様
調べた限りでは、日本の卵は
サルモネラ菌の管理がかなり行き届いているようですが
生で食べることを前提としていない国では
菌の保有率が日本より高いようです

とってもおいしかったのですが
こわごわ食べたので
今度は卵を使わない方法を試して見ようかな

おいしくなさそうだけど...

気休めっぽい殺菌方法っていうのは
卵を泡立てるときにお砂糖を加える代わりに
シロップ状にして沸騰させて混ぜる
意外と見た目は普通っぽく泡立ち
卵が煮えることもなかったんです
しかし殺菌できたかどうかは不明

半熟卵とかトローンとしたオムレツ
私の周りのイタリア人は食べません
卵はしっかり火を通すもの、のようです
  


Posted by ラウラ  at 16:19Comments(0)イタリアの食卓

2009年06月06日

ランブレッタ

現在ほどよい気候のイタリアです
この土日は地方選挙とヨーロッパ議会の選挙
日本のような宣伝カーはなくて静かな選挙戦です

ところで先日ご紹介したスクーターは
イタリア人に言わせるとスクーターと呼ぶべきものではなく
ちゃんと名前があるので紹介せよ、ということで...

Lambretta(ランブレッタ)という
Innocenti(インノチェンティ)社のスクーター
おっと、スクーターではなくなんだろう
二輪車、かな?

ヴェスパは私でも知ってる有名なスクーターですが
ランブレッタはヴェスパの前に存在したもので
40年ほど前に製造中止になったけど
今でも愛好家が多いそうなんです
日本でも知られてます?

当時はスクーターっていう呼び方はまだなかったと
身近なイタリア人は言っております

ネットでは7-80万円あたりが
最低の取引価格で出てます


そしてまた過去記事についてですが
ご紹介したワイナリーについて
パンフレットをチラッと読んでいたら
どうも由緒あるお城みたいで
12世紀建造のマルタ騎士団所有のお城らしいです...
何世紀にもわたって教皇や有名な人物が滞在したり
マッキャベッリの「君主論」にその名が出てきたり
ただの田舎のお城だと思ってた!

Castello di Magione と呼ばれています
っていうか castello が「城」で
Magione が 地名なので
何もオリジナリティーありませんけど

明日はウルビーノにラッファエッロ展を見に行きます
楽しみです!
  


Posted by ラウラ  at 00:58Comments(4)日記

2009年06月02日

ワイナリーめぐり

2日前のワイナリーめぐりの日の豪雨は
鉄道が止まったりいろいろ被害があったようで
私たちはちょうど一番ひどい地域に向かって
車を走らせていたようですface07

午前中は近くのワイナリーを3つまわって
20種類ほどテイスティングしました!

そのうちの1件がこんなお城の中に

このときはまだ降ったり止んだり
小雨の中の撮影


内部も素敵

たいていワイナリ-はこんな近代的な設備と

こんな風に樽で熟成させるコーナーと
両方備えています

テイスティングの様子は撮るの忘れました
飲むのに必死だったもので...

このあと豪雨の中、オルヴィエートの近くの
アンティノーリにたどり着いたのですが
(このワイナリーは日本でも知られてると思います)
ちょっと期待してたけど、有名なだけに
すごい混雑で、建物も近代的な工場のようで
赴きも何もなくてつまらなかった...

ばたばたと5種類ほどテイスティングしてあとにしました
ワインも高い割には気に入るものがあまりなく...
もっと高いのは有料だったので試飲しませんでした

たいていのワイナリーは完全に無料か
グラスを数ユーロで買ってマイグラスにすれば
あらゆるワイナリーを巡ることができます

ブルネッロなどの高級ワインも
2年前にモンタルチーノに行った時は
どこも無料でした

でもこの日はあるワイナリーでは
グラスを持っていたにもかかわらず
入場料10ユーロだったり
このアンティノーリのように
ちょっといいワインは有料だったりして
まあいろいろワイナリーによって
違うものだとわかりました

ワインだけ飲み続けるのはかなりつらいので
普通は何かおつまみも用意されています
生ハムやチーズなどもあったりして
上記のお城のようなゆったりくつろげるような場所だと
楽しくテイスティングできますし
製造過程をガイドつきで見学できる場合もあります

ひとつ問題は...
誰が飲まずに運転するかってこと!
この役目を誰かに頼むのはかなりつらいものがあります
イタリアは日本ほど飲酒運転に関して厳しくないけど
それでもこの日は目的が「飲み歩き」なので
やはりイタリア人でも気になるようです

このワイナリー開放の日は
毎年5月の最終日曜です
これは全国規模で行われますが
個々のワイナリーや地域ごとに
見本市のようなものを開催されることもあります

ワイナリーはブドウ畑に囲まれた
素敵な場所にあることが多いので
機会があったらぜひ訪れてみてくださいね!




  


Posted by ラウラ  at 15:36Comments(2)行事、お祭り

2009年06月01日

アンティークスクーター大会

真夏のような暑さが続いたあと
2,3日前から涼しくなって
昨日年に1度のワイナリー開放の日には
土砂降りicon03icon05

それでもがんばって何軒かまわってきました
そのうちの一軒でアンティークスクーター発見

なんかの大会みたいでした

それにしても彼らイタリア人は
何かというと集まります
楽しいこと大好きな人たちです

どれも小さなかわいいスクーターでした

このワイナリーは家の近く
内部は撮り忘れました!

このときはたまたま小雨でした

このあとオルヴィエート方面まで出かけたけど
周りがまったく見えないほどの雨で
本来すばらしい景色が見えるはずだったんだけど...
なぜかワイナリー開放の日はよく雨が降ります
  


Posted by ラウラ  at 18:05Comments(2)ウンブリア

2009年05月20日

日本ではありえない着こなし!...?

先日まで寒かったのにいきなり夏が来ました

部屋の中は今日は25度で私には適温

外はこのところ30度以上のようです

近年イタリアでよく言われるのは
春と秋がなくなったってこと
程よい気候を飛び越して
寒 と 暑 を繰り返しています

暑くなるとここでは
ほとんど水着と間違えそうな
大胆な格好をした女性が
町を闊歩しますが

それはまだ水着だと思えば
我慢できなくもありませんけど
いまだに理解できないことが1つ

夏場は殆どの女性がキャミソール着用なのですが
ブラのストラップを平気で見せてますface07

見せていいようなデザインのものでなくって
まったく下着って丸わかりで
(こちらの下着っていかにも下着って感じでかわいくない)
キャミソールの紐と2重になって
見るからに見苦しい...

感性の違いっていうか
見た目にもかなり不恰好だと
私は思うんですけど

日本人だったら絶対見えないように
服を選ぶかまたは
ストラップレスのものを身につけますよね

それに、袖ありの服からストラップがのぞいても
別に気にする風でもなく
身なりをきちんとしてないと相手に失礼
なんてことも思わないみたい



ブラをつけない人もいますface08
男性は目のやり場に困るんじゃ??
って相棒君に質問したことあるけど
「べつに...自然なことだから」
ってな感じの返事でした

イタリア人といえば
おしゃれな人たちと想像されるかもしれませんが...

ある意味そうなんですけど...
素敵な着こなしをしている人は確かににいっぱいいます

でも
地域によってもかなり差はあるでしょうから
一概には言えないんですが
平均的には日本人の方が
うんと気を使ってると思います


あ、もうひとつ日本と違うのは
ウエストに対する意識かな

日本人に比べると
女性の体型に関してはかなり肝要な人たちで
特にウエストに関しては
太いとか細いとかそんな会話は
ほとんど聞いたことがないかも

エステやジムもあるし
ウォーキングやジョギングする人も多いので
シェイプアップに励む人もいることはいます
けど少数派かも

日本ではありえないこととしては
ぽこっと突き出たおなかは
OK
のようです

中年太りではなくって
若ーい子でこういう体型の女の子が多く
夏になると、このおなかを短いキャミソールの下から
隠すことなくのぞかせてるの

タトゥーをしている人も男女問わず大変多く
それも大きめなのを入れていて、夏場は当然目に付くので
ところ変わればいろいろ違いがあるもんだなあって

もっとびっくりするのは
女性がパンツ姿でしゃがんだとき
下着どころかワレメが見える...

まあ他にも不思議なことや
理解できないことの連続ですが
共感できることや楽しいこともあります

ともかく
違う国に住んでみるっていうのは
いい経験になります
  


Posted by ラウラ  at 20:33Comments(2)イタリア事情

2009年05月13日

赤いクモ

いつもお天気の話題から入りますが
このところ嬉しいことに
雨も降らず気温も高くて
寒さに弱い私の体は
かなり喜んでいます

それで、暖かくなったら
テラスのデッキチェアで
くつろごうと気合を入れていたのに

赤いクモが大量発生

日本では見たことなかったけど
2,3ミリのちびクモで
真っ赤な色で...ほんと、見事な赤

前から暖かくなると出没してたけど
今年はものすごい数で
洗濯物や植物にもまとわりつくし
はらおうとするとすぐにつぶれて
洗濯物が真っ赤に染まります

いまだに駆除法がわかりません
以前ネットで調べたときは
有効な方法はないってことでした

写真は不気味なので載せるの遠慮しておきます

誰か対処の仕方ご存知の方いませんか?????
  
タグ :クモ


Posted by ラウラ  at 19:23Comments(2)日記

2009年05月09日

アッシジのお祭り

昨日も暖かくてご機嫌でした

7-9日はアッシジのお祭り
CALENDIMAGGIO カレンディマッジョ

昨日初めて行ってみました
幸いものすごい混雑はなくって
落ち着いてパレードを垣間見ることができる
スペースを確保しました

アッシジといえば聖フランチェスコで有名で
観光でいらした方も多いかと思います

私は大好きですが観光客が多いので
しょっちゅうは行きませんけど

家から30キロほどの距離

アッシジに向かう途中

聖フランチェスコ教会
内部のジョットのフレスコ画がすばらしいです

いつものように路地裏

アッシジは他の街と違って
ピンクっぽい色の石を使って
家を建てるので明るい感じです

写真ではわかりづらいですね...
後姿の男性はたぶん衣装を着てるかな

待機中の出演者
子供ちゃんもいます

パレードが始まるのを待ってる観客
正面は市庁舎です

パレードの様子は次回に
    


Posted by ラウラ  at 16:50Comments(2)行事、お祭り